一酸化炭素(CO)中毒

一酸化炭素(CO)中毒を知っていますか?

換気をしないままガスが燃え続けると、空気(酸素)不足で不完全燃焼を起こし、一酸化炭素(CO)発生の原因になります。 一酸化炭素(CO)は毒性が強いうえ、「無色・無臭」。気づかないうちに頭痛・吐き気・耳鳴りなどの中毒症状を起こし、重症になると死に至る場合もあります。

一酸化炭素(CO)中毒を防ぐためには、適切な使用方法により使用することに加えて、不完全燃焼が発生すると燃焼を停止して一酸化炭素(CO)発生を防ぐ安全装置を搭載した安全型ガス機器等の使用が重大事故発生の未然防止につながります。

CO 中毒について動画で学ぼう

出典:一般社団法人日本ガス石油機器工業会

空気中の一酸化炭素(CO)濃度(%)と吸入時間による中毒症状
一酸化炭素(CO)濃度(%)吸入時間による中毒症状
0.041~2時間で前頭痛や吐き気、2.5~3.5時間で後頭痛がします
0.1620分間で頭痛、めまい、吐き気、2時間で死亡
0.325~10分間で頭痛、めまい、30分間で死亡
1.281~3分間で死亡