松村副大臣がOECD閣僚理事会及びWTO非公式閣僚会合に出席しました
本件の概要
松村経済産業副大臣は、フランス共和国・パリにおいてOECD閣僚理事会及びWTO非公式閣僚会合に出席するため、6月7日(水曜日)から10日(土曜日)にかけて出張しました。
1. OECD閣僚理事会
本年は、デンマークが議長、イギリス及びオーストラリアが副議長を務め、「グローバリゼーションを機能させるために:全ての人々によりよい生活を」をテーマに議論が行われました。
松村副大臣は「全ての人々の利益のための国際貿易及び投資(議題9)」のセッションに出席し、リードスピーカーとして、保護主義や不公正な貿易慣行への対抗、ルールに基づく多角的貿易体制の重要性、過剰生産能力問題の解決に向けた取組の必要性等を主張し、これらの点は議長声明にしっかり反映されました。

【OECD閣僚理事会でのご発言】
2. WTO非公式閣僚会合
豪州及びアルゼンチンが共同議長を務め、約30ヶ国・地域及びWTO事務局が参加しました。世界的に保護主義の台頭が懸念される中、世界経済の包摂的な成長に向けてWTOに求められる役割や、第11回WTO閣僚会議(MC11)で達成すべき具体的成果について議論が行われました。
松村副大臣からは、情報の自由な流通を中核としたデジタル貿易ルールの形成や、小規模・中小企業の貿易・投資の円滑化に向けた幅広い取組の重要性を主張しました。加えて、環境物品協定(EGA)及びサービス貿易に関する新たな協定(TiSA)交渉の早期再開・妥結の重要性を主張しました。

【WTO非公式閣僚会合でのご発言】
3. ドイツ・マハニック経済エネルギー省事務次官とのバイ会談
ドイツ・マハニック経済エネルギー省事務次官と、第四次産業革命に関する日独間の連携推進について確認するとともに、日EU・EPAやG20サミットに向けた協力等について幅広く意見交換を行いました。

【ドイツ経済エネルギー省マハニック次官との会談】
担当
(本発表資料のお問い合わせ先)
【OECD閣僚理事会について】
通商政策局国際経済課 柏原、河原木
電話:03-3501-1990(直通)
03-3580-8746(FAX)
【WTO非公式閣僚会合について】
通商政策局通商機構部 飯田、鬼塚
電話:03-3501-5923(直通)
03-3501-5983(FAX)
【バイ会談について】
通商政策局欧州課 中沢、松本
電話:03-3501-1096(直通)
03-3501-5873(FAX)
公表日
平成29年6月12日(月)