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日本産業規格(JIS)を制定・改正しました(2020年2月分)

-ステンレス鋼の化学発色皮膜、多様化する太陽電池モジュールの評価、テレビジョン受信用同軸ケーブルなどのJISを制定・改正-

2020年2月20日

JISは、鉱工業品、データ、サービスの品質、性能や試験方法などを定めた国家規格です。JISは、社会的環境の変化に対応して、制定・改正されています。社会的に関心の高い重要な制定や改正を月に1回紹介しています。

1.今回のJIS規格制定・改正内容

今回は、30件の制定及び71件の改正を行いました(資料1)。中でも、以下のJISの制定・改正は特に重要です。 

①ステンレス鋼の化学発色皮膜-品質及び試験方法に関するJIS制定

ステンレス鋼の表面は、化学処理で形成する皮膜によって発色できますが、近年、これに係る技術が向上し、多様な発色と色の均一性が実現できるようになりました。今般、この発色するステンレス鋼の用途の拡大や発色部分の品質向上等を目的とし、ステンレス鋼の化学発色皮膜を評価するJISを制定しました。

②多様化する太陽電池モジュールの評価に関するJISの整備について

太陽電池モジュールの評価に関する測定技術の向上や、材料の経年変化のメカニズムの解明が進んできたことを踏まえ、従来に比べ、よりきめ細やかに性能や安全性の評価をすることが可能となりました。これを踏まえ、多様化が進む太陽電池モジュールの適切な評価環境を整えるべく、これまでのJISを改正し、その体系を国際規格と整合しました。

③テレビジョン受信用同軸ケーブルに関するJISの改正

2018年12月から新4K8K衛星放送が開始されています。テレビを受信するためには、アンテナからテレビまで接続する同軸ケーブルが必要となりますが、従来の同軸ケーブルでは、無線LANや電子レンジの影響を受けてノイズが入り、鮮明な映像が映らなくなることもあるため、新4K8K衛星放送に十分に対応することが困難です。そこで、同軸ケーブルのJISの性能や特性を改正し、新4K8Kの衛星放送にも対応できる規定内容としました。
これにより、同軸ケーブルの生産、配線設計、配線工事などの単純・合理化、新4K8K衛星放送の普及への貢献が期待されます。

※赤線部分が同軸ケーブル
図:衛星放送用テレビ受信設備の構成例
【出典】総務省 衛星放送用テレビ受信設備の施工ガイドライン

2.JIS(日本産業規格)とは

JIS(Japanese Industrial Standards)は、製品、データ、サービスなどの種類や品質、それらを確認する試験方法又は評価方法や、要求される規格値などを定めており、例えば、生産者、サービスの提供者、使用者・消費者などが安心して品質が良い製品を入手したり、サービスの提供を受けることができるために用いられています。
経済産業省では、技術の進歩や、社会的環境の変化等、必要に応じて、JISを制定・改正しています。

JISについて、詳しくは、下記のサイトをご覧ください。

新市場創造型標準化制度について、詳しくは、下記のサイトをご覧ください。 JISの閲覧は、下記のサイトより検索ください。

3.過去のニュースリリース

日本産業規格(JIS)改正関連のリリースはこちらをご覧ください。

4. 工業標準化法の一部改正

平成30年第196会通常国会において、「不正競争防止法等の一部を改正する法律」(法律第33号)が可決成立し、工業標準化法が一部改正され、標準化の対象にデータ、サービスが追加され、法律名を“産業標準化法”に改め、“日本工業規格(JIS)”が“日本産業規格(JIS)”に変わりました(令和元年7月1日施行)。
詳しくお知りになりたい場合は、下記のサイトをご覧ください。

5. 各規格のお問い合わせ先について

公示された各規格の詳細について、お問い合わせになる場合は、資料1に記載された担当課(1-①は、国際標準課、1-②③は、国際電気標準課に直接お問い合わせください。

関連資料

担当