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IoT時代の新しい安全を日本から世界に広めます

-新しい安全・安心の概念「協調安全」の国際規格化を目指して-

2019年10月18日

日本が提唱する新しい安全・安心確保の概念を国際規格とし、広く世界で活用してもらうために、IEC(国際電気標準会議)市場戦略評議会※1で作成する白書「Safety in the Future」の内容を検討する第一回国際会合が、10月3~4日にかけて東京で開催されました。
今後、日本は、白書の作成、国際規格の作成に向けて主導的な役割を果たします。

※1 市場戦略評議会は、IECの分野における主要な技術動向とマーケットニーズを特定する評議会です。2019年1月から、日本の堤和彦氏(三菱電機株式会社)がIEC副会長(市場戦略評議会担当)に就任しています。本白書は、堤IEC副会長と三菱電機株式会社をプロジェクトリーダーとして、取りまとめられます。

1.背景・趣旨

第4次産業革命、AI/IoT時代の到来とともに、ものづくり分野を始め建設土木、農業等で人とロボットとの協働が進んでいます。このような協働作業の広がりにつれ、従来工場内で行われてきたような人とロボットの隔離による安全対策だけでは不十分であり、人とロボットの双方で危険を予知・回避することにより安全を確保する「協調安全」が必要となっています。

2.開催概要

2019年10月3日及び4日、世界8ヵ国から19名のプロジェクトメンバーが日本に集まり、2日間に渡り新たな安全の考え方の変化、建設・土木分野における新たな安全管理、農業機器(ロボット)を活用した安全確保の手法、IoT機器を用いた安全モニタリングの現状などについて講演及び積極的な意見交換が行われ、白書の方向性について認識の共有がされました。
日本は、この「協調安全」という新たな安全の概念に基づく安全確保の取組を活用した新たな市場をIECの主要な活動方針と位置づけるために、本白書プロジェクトを主体的に推進します。

3.今後のスケジュール

2020年6月の市場戦略評議会会合までに、計4回の国際会議(今回の日本に加え、オランダ、シンガポール、カナダ)を開催し、白書を取りまとめます。その後、2020年10月のストックホルムIEC大会で、IEC白書として発行される予定です。

その後、具体的な国際規格の制定に向けて、IEC内の関連評議会、委員会等で審議が進められる見込みです。

担当

産業技術環境局 国際電気標準課長 中野
担当者:佐藤(貴)、米山

電話:03-3501-1511(内線 3428)
03-3501-9287(直通)
03-3580-8631(FAX)