梶山大臣とグロッシーIAEA事務局長がTV会談を行いました

梶山大臣は、グロッシーIAEA事務局長とTV会談を行いました。梶山大臣からは、3月11日に福島第一原発の事故から10年の節目を迎えたことを踏まえ、これまでの協力に感謝を伝えるとともに、今後の廃炉作業に関し、国内外に対する信頼性・透明性を高めるために、IAEAの継続的な協力を要請しました。さらに、日本にとって喫緊の課題となるALPS処理水に関しては、科学的な知見を基に、現状とその安全性について国内外への発信をお願いするとともに、日本政府による基本方針の決定後には、①レビューミッションの派遣、②環境モニタリングの支援、③国際社会に対する透明性の確保、について協力を要請しました。

グロッシー事務局長からは、福島第一原子力発電所の廃炉作業における日本政府の努力への評価がなされるとともに、梶山大臣より提案のあった3つの分野において、全面的に協力し、引き続き支援を行う用意があるとの旨が述べられました。

両者は、今後も信頼の醸成と透明性の確保などについて連携を深めていくことで意見が一致しました。

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担当

資源エネルギー庁
原子力発電所事故収束対応室長 奥田
担当者：羽田、安良岡
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