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海外現地法人四半期調査(2020年10~12月期)の結果を取りまとめました
8期ぶりの売上高前年比3.8%増 中国の現地法人の輸送機械がけん引
2021年3月26日
経済産業省では、我が国企業の国際展開や、海外での業況を把握することを目的に、我が国企業の製造業海外現地法人の海外事業活動に関する調査を実施し、四半期毎に公表しています。この度、2020年10~12月の調査結果を取りまとめました。
我が国企業の海外現地法人における売上高(2020年10~12月、ドルベース)は、前年同期比で8期ぶりの増加となった。中国の現地法人の輸送機械がけん引しリーマンショック時の回復より早いペースで持ち直しの動きを見せているが、他の業種でも前年同期比で増加となり持ち直しの動きが見られる。
1.結果概要
(1)売上高
売上高(全地域合計)は、前年同期比3.8%と8期ぶりの増加となりました。主要業種では、輸送機械が同5.2%、化学が同7.1%、電気機械が同2.4%となりました。
地域別(北米、アジア、欧州)にみると、構成比の高いアジア(構成比55.1%)は、同9.3%と8期ぶりの増加となり、特に中国の輸送機械が増加となりました。
また、北米(構成比27.2%)は、前年同期比-2.0%と5期連続の減少、欧州(同11.4%)は、同-1.8%と10期連続の減少となりました。
(2)設備投資額
設備投資額(全地域合計)は、前年同期比-17.6%と5期連続の減少となりました。
地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比49.8%)は、同-23.0%と5期連続で減少となり、特に輸送機械が減少となりました。
また、北米(構成比29.8%)は、前年同期比-16.2%と4期連続の減少、欧州(同11.6%)は、同-19.6%と5期連続の減少となりました。
(3)従業者数
従業者数(全地域合計)は、前年同期比-4.0%と7期連続の減少となりました。
地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比68.6%)は、同-3.8%と7期連続の減少となり、特に電気機械と輸送機械が減少となりました。
また、北米(構成比14.0%)は、前年同期比-3.0%と4期連続の減少、欧州(同9.7%)は、同-7.9%と4期連続の減少となりました。
2.ホームページのご案内
本調査結果の資料は、以下のホームページにて閲覧・ダウンロードが可能です。
関連資料
- 資料1 海外現地法人四半期調査の概要(PDF形式:108KB)
- 資料2 2020年10~12月期 総括表(PDF形式:139KB)
- 海外現地法人四半期調査(2020年10-12月期)~結果の概要~(PDF形式:852KB)
- 【参考】海外現地法人四半期調査にみる主要地域(米・中・欧・ASEAN)における現地法人の状況(PDF形式:1,055KB)
関連リンク
担当
調査統計グループ 企業統計室長 沓澤
担当者:野村、橋詰
電話:03-3501-1511(内線 2907)
03-3501-1831(直通)
03-3580-6320(FAX)