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沖縄県北谷町の海浜リゾートにて観光地モデルによる無人自動運転移動サービスを開始します

2021年3月30日

同時発表:国土交通省

経済産業省では、国土交通省と連携し、無人自動運転移動サービスの実現に向け、沖縄県北谷町(ちゃたんちょう)にて遠隔型システムによる自動運転車の技術・サービス実証を進めてきたところです。この度、実証実験の成果を生かし、3月31日(水曜日)より、同町の海岸沿いのコースにて、民間事業者が車内広告収入等を財源として無料で運行する、観光地モデルによる無人自動運転移動サービスを開始します。

経済産業省では、国土交通省と連携し、「成長戦略フォローアップ(令和2年7月17日)」に掲げられている「2020年中に限定地域での無人自動運転移動サービスの実現」に向け、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、「産総研」)に委託し、沖縄県北谷町にて、遠隔型システムによる自動運転車の技術・サービスの実証実験を進めてきました。

この度、実証実験の成果を生かし、3月31日(水曜日)に、同町の海岸沿いのコースにて、地域の民間事業者である「北谷タウンマネジメント&モビリティサービス合同会社」に運行を移管し、無人自動運転移動サービスを開始します。

今回の無人自動運転サービスでは、遠隔型システムを用いて、遠隔にいる1名の運転手が、運転手が乗車しない2台の自動運転車(当面は安全確認のため後部座席に保安要員が乗車)を、同時に監視・操作する形での運行となります。

使用する自動運転車は、福井県永平寺町で、今月国内で初めてレベル3の認可を受けた車両と同等の機能を有する車両です。当該コースは道路交通関連法規上の道路に該当しないため1、レベル3という扱いにはなりませんが、「レベル3相当1」での運行となります。また、狭い走路であるなど走行環境を踏まえ、1名の運転手に対して、2台の自動運転車での運行としています。

また、ビーチリゾートでもある北谷町の海岸沿いのコースを走行するに当たり、周辺歩行者の受容性を高めるとともに、視認性を高め安全性を向上させるために、車体を観光地の雰囲気に合わせたデザインとしています。

さらに、利用料金を無料とすることで、多くの観光客に乗車していただき、その乗客向けの広告収入を得ることで運行経費を賄う、観光地モデルとして、持続可能な形でサービスを開始します。

[1]走行するコースは、観光客等が利用する町有地の通路であるが、規制当局に確認したところ、ボラード(車の進入を阻止する杭)などで区画された走行環境であることから、道路交通関連法規上の道路に該当しないと判断されたもの。

概要

名称

美浜シャトルカート

運行開始日

令和3年3月31日~

走行ルート

西海岸フィッシャリーナ地区~アメリカンビレッジ海岸線 約2km

利用料金

無料(車内広告収入等で賄う予定)

運行主体

北谷タウンマネジメント&モビリティサービス合同会社

使用車両

ヤマハ製電動カートを産総研が改造し、自動運転機能を追加

運行形態

1人の遠隔監視・操作者が2台の自動運転車両を運行

※当面は安全確認のため、保安要員(運転者ではなく、車内の安全対策等のために乗車する者)が車両の後部座席に乗車した形で運行
※走行ルートまでドライバーが公道を運転するため、ナンバーを取得

担当

製造産業局 自動車課 ITS・自動走行推進室 植木
担当者:橋本、出沼、近藤

電話:03-3501-1511(内線 3839~3840)
03-3501-1618(直通)
03-3501-6691(FAX)