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20代~30代の産学官の若手による提言を取りまとめました

各世代の強みを活かした、未来づくりに向けての「たたき台」

2020年4月22日

経済産業省では、2019年10月より、産学官の若手が集う「官民若手イノベーション論ELPIS(エルピス)」を開催し、2050年の未来に向けたディスカッションを行ってきました。そして本日、議論の取りまとめとしての提言を公表します。本提言では、「ベテランと若手の双方が共創することの重要性」や、「未来を形づくる大きな価値変化」などについて記載しています。

1.背景

研究開発・イノベーション政策を検討する経済産業省の審議会「研究開発・イノベーション小委員会」では、「失われた30年」を乗り越えた新たな知識集約社会に向けた検討がされています。一方で、「失われた30年」の中で生まれ育ってきた20代~30代の若手は、未来の当事者としてこれからの社会を見据えています。

そこで若手による戦略・政策議論の場として、20代~30代の企業・大学・官庁等の若手が集まり、「官民若手イノベーション論ELPIS」を2019年10月に発足しました。半年にわたって「2050年の未来」に向けたディスカッションを行い、参加者は延168名、実数105名を数えます。

ギリシャ神話の希望の神の名。Engineers and Leaders Picture Innovative Societyの略。

官民若手イノベーション論ELPISについて

“変化が必要なのは分かるが、具体的に物事を変えられない・・・”
いまの日本にはそんな「閉塞感」が漂っています。閉塞感を打ち破るには、若手の発想力と実行力、ベテランの知恵・経験・リソースが必要です。
各世代の強みを結集して未来を創る、そんな「全世代型イノベーション」に向けた提言として、「企業・大学・官庁の若手が描く未来のたたき台」という報告書を取りまとめました。

2.報告書概要:未来に向けた5つの価値変化

2050年の未来像をディスカッションする中で、未来に向けた5つの価値変化が見えてきました。変化前後の価値観を組み合わせることによって、未来を創っていくことができると考えています。
具体的な価値変化の詳細は以下のとおりです。

(1)コミュニティのあり方:フォルダ型(所属組織の肩書)▶ハッシュタグ型(プロジェクトベース)の帰属意識へ

(2)マインドセットのあり方:取得・所有▶貢献・共有へ

(3)研究のあり方:真理探究志向の研究▶社会変化までの研究へ

(4)ビジネスのあり方:機能性▶ストーリー性へ

(5)社会のあり方:経済大国▶持続可能な社会へ

3.今後のスケジュール

今後は、本提言をたたき台にし、全世代型イノベーションの実現に向けて、多くのベテランや若手と継続して議論を行っていきます。

担当

大臣官房審議官(産業技術環境局担当) 渡邊
担当者:杉山、中舘、水口、山下

メールアドレス:elpis_innovation@meti.go.jpメールリンク
※新型コロナウイルス感染症対策により、職員不在の場合が多いため、上記メールを活用ください。

電話:03-3501-1512(内線:3371-3373)
03-3501-0075(直通)
03-3501-5953(FAX)