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海外現地法人四半期調査(2020年7~9月期)の結果を取りまとめました
-リーマン時よりも早い持ち直し 売上高6.7%減、減少幅縮小-
2020年12月25日
経済産業省では、我が国企業の国際展開や、海外での業況を把握することを目的に、我が国企業の製造業海外現地法人の海外事業活動に関する調査を実施し、四半期毎に公表しています。この度、2020年7~9月の調査結果を取りまとめました。
我が国企業の海外現地法人における売上高(2020年7~9月、ドルベース)は、前年同期比で7期連続の減少となったものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で工場の稼働停止等により大きく落ち込んだ2020年4~6月期からは経済活動再開等を受け、リーマンショック時の回復より早いペースで持ち直しの動きが見られました。
1.結果概要
(1)売上高
売上高(全地域合計)は、前年同期比-6.7%と7期連続の減少となりました。
地域別(北米、アジア、欧州)にみると、構成比の高いアジア(構成比52.6%)は、同-4.2%と7期連続の減少となり、特に輸送機械が減少となりました。
また、北米(構成比29.8%)は、前年同期比-5.8%と4期連続の減少、欧州(同10.7%)は、同-11.8%と9期連続の減少となりました。
(2)設備投資額
設備投資額(全地域合計)は、前年同期比-16.4%と4期連続の減少となりました。
地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比47.0%)は、同-29.1%と4期連続で減少となり、特に輸送機械が減少となりました。
また、北米(構成比30.7%)は、前年同期比-5.0%と3期連続の減少、欧州(同11.2%)は、同-22.5%と4期連続の減少となりました。
(3)従業者数
従業者数(全地域合計)は、前年同期比-5.3%と6期連続の減少となりました。
地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比68.5%)は、同-5.5%と6期連続の減少となり、特に輸送機械と電気機械が減少となりました。
また、北米(構成比14.1%)は、前年同期比-3.9%と3期連続の減少、欧州(同9.9%)は、同-6.7%と3期連続の減少となりました。
2.ホームページのご案内
本調査結果の資料は、こちらのホームページにて閲覧・ダウンロードが可能です。
関連資料
- 資料1:海外現地法人四半期調査の概要(PDF形式:109KB)
- 資料2:2020年7~9月期 総括表(PDF形式:100KB)
- 海外現地法人四半期調査(2020年7-9月期)~結果の概要~(PDF形式:797KB)
- 【参考】海外現地法人四半期調査にみる主要地域(米・中・欧・ASEAN)における現地法人の状況(PDF形式:1,201KB)
関連リンク
担当
調査統計グループ
企業統計室長 沓澤
担当者:野村、橋詰
電話:03-3501-1511(内線 2907)
03-3501-1831(直通)
03-3580-6320(FAX)