第三回CEFIA官民フォーラムを開催しました

2022年2月24日

2月21日(月曜日)、「第三回CEFIA官民フォーラム」(マレーシア政府・エネルギー委員会主催、web会議形式)が開催され、経済産業省からは、石井正弘経済産業副大臣がビデオメッセージで冒頭挨拶を行いました。
同フォーラムでは、脱炭素技術の導入を進めるフラッグシップ・プロジェクト、CEFIAコラボレーションロードマップ、脱炭素プロジェクトへのファイナンスに関する3つのセッションが設けられ、日本政府、ASEANの政府機関・民間企業・金融機関からの参加者が活発な議論を行いました。

1.第三回CEFIA官民フォーラムについて

  1. CEFIA(Cleaner Energy Future Initiative for ASEAN)は、ASEANの脱炭素化及びエネルギートランジションを進めるため、脱炭素技術の普及と政策・制度構築をビジネス主導で進めることを目的として日本政府が提案したイニシアティブであり、2019年9月より取組を開始しています。

  2. 2月21日に開催された第三回CEFIA官民フォーラムには、ASEANの政府関係者や民間企業関係者の他、アジア開発銀行等の金融機関が参加しました。同フォーラムでは、CEFIAのこれまでの活動状況が紹介されたほか、今後の具体的な脱炭素プロジェクトの推進方法、脱炭素技術への資金動員のあり方等について議論が行われました。

2.石井正弘経済産業副大臣の挨拶(ビデオメッセージ)について

本フォーラムの冒頭、日本政府の代表の一人として石井正弘経済産業副大臣がビデオメッセージで挨拶を行い、①CEFIAの枠組みを通じて2025年までに合計60億円規模の脱炭素プロジェクトを実施し、合計100万トン規模のCO2排出削減に貢献していくこと、②ASEANの現実的な脱炭素化及びエネルギートランジションの実現のため、CEFIA活動を通じて、トランジション・ファイナンスを普及・推進していくこと、③ASEANにおけるエネルギー行動計画であるAPAECへの貢献のためのロードマップを作成していくこと、等を紹介しました。

3.フォーラムのポイント

(1) セッションⅠ:フラッグシップ・プロジェクト

脱炭素技術を導入するためにCEFIAで取り組んでいる具体的なプロジェクト(フラッグシップ・プロジェクト)として、RENKEI(連携制御、IoTによる工場等での動力最適化による省エネ)、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)、マイクログリッド(台風に強いマグナス風車を活用したマイクログリッド構築)について、その進捗と今後の展開に関する発表がありました。また新たなフラッグシップ・プロジェクトの候補として、製鉄所の診断や省エネ技術導入といった、製鉄分野での脱炭素プロジェクトに関する提案がありました。

(2) セッションⅡ:CEFIAコラボレーションロードマップ

CEFIAのミッションである、APAEC(ASEANにおけるエネルギー計画)への貢献のための道筋を示した、CEFIAコラボレーションロードマップの素案に関する紹介が行われました。今後、ASEAN各国の政府・民間セクターにおける議論を経て、本年春ごろにリリースされる予定です。

(3) セッションⅢ:地域の脱炭素化に向けたプロジェクトの活性化

脱炭素プロジェクトを進めるうえで重要となるファイナンスに関するディスカッションを行いました。経済産業省からは、ASEANの現実的な脱炭素化とエネルギートランジションを進めるうえで重要となるトランジション・ファイナンスに関する紹介を行いました。またアジア開発銀行やASEAN地場金融機関の代表者からは、脱炭素プロジェクトへのファイナンスにおける事例や教訓の共有がありました。

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