梶山大臣とグロッシーIAEA事務局長がTV会談を行いました

梶山大臣は、グロッシーIAEA事務局長とTV会談を行いました。梶山大臣からは、東電福島第一原発の廃炉に向けた取組について、これまでの協力に感謝を述べるとともに、日本政府が公表した東電福島第一原発におけるALPS処理水の処分に関する基本方針の公表について説明を行いました。

また、ALPS処理水に関し、科学的な知見を基に、現状とその安全性について国内外への発信をお願いするとともに、①レビューミッションの派遣、②環境モニタリングの支援、③国際社会に対する透明性の確保、について正式に協力を要請しました。さらに、今後、双方協議を進め、具体的な協力内容についてできるだけ早く策定したい旨を述べました。

グロッシー事務局長からは、基本方針の公表を歓迎するとともに、梶山大臣より要請のあった協力について積極的にお受けしたい。IAEAは日本と協働し、透明性高く処分の前・処分中・処分後の各段階において協力をしていく旨を述べました。両者は、今後も緊密に連携しつつ、準備を加速化していくことで合意しました。

両者は、緊密に連携を取りつつ、IAEAミッションを含め、今後の協力に向けた準備を加速化させていくことで意見が一致しました。

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関連資料

• IAEAによるステートメント（英）
• IAEAによるステートメント（仮訳） （PDF形式：212KB）

担当

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原子力発電所事故収束対応室長　奥田
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