- ホーム
- ニュースリリース
- ニュースリリースアーカイブ
- 2021年度5月一覧
- 電気温水機器(家庭用ヒートポンプ給湯器)の新しい省エネ基準を策定しました
電気温水機器(家庭用ヒートポンプ給湯器)の新しい省エネ基準を策定しました
2021年5月26日
本日、電気温水機器(家庭用ヒートポンプ給湯機)について、新しい基準エネルギー消費効率(省エネ基準)等を定めた告示を公布しました。
1.背景
経済産業省では、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(昭和54年法律第49号)」に基づき、エネルギー消費効率の向上を図ることが特に必要な機器について、効率が最も優れているもの(トップランナー)の性能等を勘案し、製造事業者等が目標年度に満たすべき省エネ基準を設定することなどにより、省エネルギーの取組を推進しています。
給湯は、家庭のエネルギー消費量の中でも大きな割合を占めていることを踏まえ、電気温水機器(家庭用ヒートポンプ給湯機)の省エネ基準の見直しについて審議会にて議論を行い、2021年3月、新たな目標年度や省エネ基準等を示した報告書(注)を取りまとめました。これを踏まえ、本日、2025年度を目標年度とする新しい省エネ基準等を定めた告示を公布しました。
2.公布した告示
電気温水機器のエネルギー消費性能の向上に関するエネルギー消費機器等製造事業者等の判断の基準等の一部を改正する告示
3.新しい省エネ基準の概要
目標年度
2025年度(令和7年度)
対象機器
電気温水機器(CO2を冷媒とする家庭用ヒートポンプ給湯機)
区分及び省エネ基準
以下の表の区分ごとに記載される省エネ基準値
※現行の基準年度(2017年度)の実績値と比較し、約5%のエネルギー消費効率の改善を見込む。
区分名 | 想定世帯 | 貯湯缶数 | 貯湯容量 | 仕様 | 省エネ基準値 |
A | 少人数 | ― | ― | 一般地 | 3.0 |
B | 寒冷地 | 2.7 | |||
C | 標準 | 一缶 | 320L未満 | 一般地 | 3.1 |
D | 寒冷地 | 2.7 | |||
E | 320L以上 550L未満 |
一般地 | 3.5 | ||
F | 寒冷地 | 2.9 | |||
G | 550L以上 | 一般地 | 3.2 | ||
H | 寒冷地 | 2.7 | |||
I | 多缶 | ― | 一般地 | 3.0 | |
J | 寒冷地 | 2.7 |
4.公布・施行日
公布日
2021年5月26日
施行日
2021年6月1日
(注)総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会 省エネルギー小委員会 エアコンディショナー及び電気温水機器判断基準ワーキンググループ 電気温水機器の取りまとめ 2021年3月公表
関連資料
関連リンク
担当
資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部
省エネルギー課長 江澤
担当者: 神取、赤沼
電話:03-3501-1511(内線 4541)
03-3501-9726(直通)
03-3501-8396(FAX)