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梶山大臣とグロッシーIAEA事務局長がレビューミッションの派遣に合意するとともに原子力人材の育成、情報発信に関する新たな取組について議論しました

2021年8月19日

8月19日、梶山経済産業大臣は、IAEA(国際原子力機関)のグロッシー事務局長と会談を行い、福島第一原子力発電所の廃炉やALPS処理水の安全性に関するレビューミッションの派遣に合意しました。また、梶山大臣は、カーボンニュートラルの実現に向けた原子力の持続的な利用に関して、原子力分野の人材育成と正確な情報発信に関する新たな取組について提案しました。
8月19日、梶山経済産業大臣は、IAEA(国際原子力機関)のグロッシー事務局長と会談を行い、以下の内容について合意しました。

(1)第5回IAEAレビューミッションの派遣

東京電力福島第一原子力発電所の廃炉全般に関して、IAEAの専門家が確認・アドバイス等を行うレビューミッションが、8月23日の週に来日することで合意。梶山大臣からは、厳正で透明性のあるレビューの実施を依頼。

(2)ALPS処理水の安全性に関するレビューミッションの派遣

特に今回が初めてとなるALPS処理水の安全性に関するレビューについては、9月にIAEAの担当幹部が来日し、開始することに合意。当該レビューでは、処理水の放出時における周辺環境への影響を含むALPS処理水の安全性について、IAEAの安全基準に照らした専門的な評価がなされる予定。

さらに、梶山大臣から、世界的な課題であるカーボンニュートラルの実現に向けて原子力の持続的な利用が必要であることを踏まえ、「原子力人材の育成」と「正確な情報発信」の2つの課題に対応するための取組について提案しました。

(1) 原子力分野の人材育成

IAEAが加盟国に対して実施している原子力人材の育成事業において、専門性を身につける現場教育の場として東京電力福島第一原子力発電所を活用することを提案。
加えて、若手女性研究者の原子力科学・技術分野におけるキャリア構築の支援を目的として2020年に創設された「IAEAマリー・キュリー奨学金」を含むIAEA活動への強い支持を表明。

(2) 原子力に関する正確な情報発信

放射線の影響に対する正しい知識の普及に向けて、中立的で、高い専門性を持ったIAEAから、一般の方々(特に若い世代)に向けて、科学的根拠に基づく分かりやすい情報発信をすることを提案。

梶山大臣による上記提案に対して、今後、IAEAと日本政府の間で議論を行うことで意見が一致しました。

担当

資源エネルギー庁
原子力発電所事故収束対応室長 福田
担当者: 田辺、安良岡

電話:03-3501-1511(内線 4441)
03-3580-3051(直通)
03-3580-0879(FAX)