2021年9月1日
日本政府は、2021年10月1日(金曜日)から 2022年3月31日(木曜日)を新たな会期として開催される「2020年ドバイ国際博覧会」(以下、「ドバイ万博」という)への日本館の出展に向けた準備を進めています。開幕まで1ヵ月を迎えたドバイ万博日本館のこれからの出展および情報発信内容についてお知らせします。
世界中のアイディアを、大阪・関西につなげるアクションへ
ドバイ万博日本館では、「Where ideas meet アイディアの出会い」というテーマのもと、多様な出会いから新しいアイディアが生まれ、未来がよりよい方向に変わりゆくことを、最新の映像表現・空間演出で体験いただきます。そして来館者一人一人のアクションを喚起し、次期登録博覧会である2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)へとメッセージをつなげていきます。
「バーチャル日本館」を開設、世界中どこからでも日本館を体験
新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって物理的な往来が制限されるなか、現地の会場に来館する方だけではなく、世界中に日本館のコンテンツをお届けし、日本館がめざすアクションに参加いただける方法を検討してきました。このたび「バーチャル日本館」として、デジタルならではの体験性を持った「道」「循環」という二つの特設ウェブサイトを開設することを発表します。10月1日(金曜日)から公開する予定ですので、御期待ください。
また、日本など遠く離れた場所からアバター(分身ロボット)を操作することで日本館にいるかのような体験ができる「avatarin(アバターイン)」によるイベントも会期中に計画しています。
現地レストランでは、皆様が安心して楽しめるハラルのメニューを提供
「ドバイ万博日本館レストラン」として、回転すし「スシロー」が中東に初出店。世界中からの来場者に“日本のすし”の魅力を伝えます。ムスリムの方々にも安心して楽しんでいただけるよう、食材は全てハラルのものを使用しています。
12月11日(土曜日)ジャパンデーのステージ公演出演者が決定
会期中、各参加国の参加を称えるナショナルデーが催されますが、「ジャパンデー」では、会場全体で日本に関連する行催事が行われます。ステージでは、音楽家 渋谷慶一郎による、アンドロイドと高野山に伝わる仏教音楽の声明、そしてUAE現地オーケストラとのコラボレーションによる新作アンドロイド・オペラⓇを上演。また、同ステージ後半では、松竹制作による祝賀舞踊を日本舞踊家の花柳寿楽らにより披露し、“日本の伝統美”でジャパンデーを盛り上げます。
日本館公式ソーシャルメディアアカウントを開設、PR映像も公開
開幕1か月前を迎え、ドバイ万博日本館のTwitter公式アカウントおよびYouTube公式アカウントも開設します。日本館出展までの軌跡等の御紹介から始め、会期中は現地の最新情報を発信していく予定です。あわせて日本館の象徴的な要素で構成したPR映像を公開しましたので、ぜひ御覧ください。
上記、その他施策の詳細については別紙を御参照ください。
(参考)ドバイ万博日本館について
出展テーマ
アイディアの出会い
幹事省
経済産業省
副幹事省
総務省、文部科学省、農林水産省、国土交通省
参加機関
独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)
敷地面積
約5,161.8㎡
会期
2021年10月1日~2022年3月31日
日本館公式ウェブサイト
ドバイ万博日本館リーフレット
関連資料
関連リンク
担当
商務・サービスグループ 博覧会推進室
国際博覧会上席企画調整官 菅野
担当者: 山崎、昜本
電話:03-3501-1511(内線4031~3)
03-3501-0289(直通)
03-3501-6203(FAX)