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「CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画を策定しました
2021年10月15日
経済産業省は、グリーンイノベーション基金を用いて実施予定の、「CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクトの内容をまとめた研究開発・社会実装計画を策定しました。
1.背景・趣旨
2050年カーボンニュートラル目標に向けて、令和2年度第3次補正予算において2兆円の「グリーンイノベーション基金」を国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に造成し、官民で野心的かつ具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取り組む企業等に対して、10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援していくこととしています。
基金の適正かつ効率的な執行に向けて、産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会において、「分野別資金配分方針」が決定されました。同方針を踏まえ、同部会の下に設置された分野別ワーキンググループが、基金で実施するプロジェクトごとの優先度・金額の適正性等を審議した上で、担当省庁のプロジェクト担当課室が、各プロジェクトの内容を「研究開発・社会実装計画」として策定し、順次公募を開始していくことになっています。
この度、エネルギー構造転換分野ワーキンググループでの議論を踏まえ、本日、「CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画を策定しました。
2.「CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクトの研究開発・社会実装計画の主な内容
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CO₂を固定する材料を開発・複合し、CO₂排出削減・固定量を最大化する製造・施工手法等の確立に向けた技術、CO₂排出削減・固定量最大化コンクリートの品質管理手法及び横断的なCO₂固定量の定量的評価手法を確立することにより、CO₂排出削減を目指します。
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セメントの原料である石灰石から発生するCO₂を回収するセメント製造プロセスの開発や、回収したCO₂を多様なカルシウム源に固定し、炭酸塩として再利用する技術等を確立することにより、CO₂排出削減を目指します。
3.今後の予定
本日から、NEDOが「CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクトの公募を開始します。詳細は、当省ニュースリリース「CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクトの公募を開始します」を御確認ください。
関連資料
- 「CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画(概要)(PDF形式)(PDF形式:677KB)
- 「CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画(本体)(PDF形式)(PDF形式:1,582KB)
- 意見公募結果(CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発)(PDF形式:179KB)
- ご意見の概要及びご意見に対する考え方(CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発)(PDF形式:133KB)
関連リンク
担当
基金全体について
産業技術環境局環境政策課
カーボンニュートラルプロジェクト推進室長 笠井
担当者:田村、黒岩電話:03-3501-1511(内線3344)
03-3501-1733(直通)
03-3501-7697(FAX)プロジェクトの詳細について
資源エネルギー庁長官官房
カーボンリサイクル室長 土屋
担当者:富永、佐久間、桒原、柴電話:03-3501-1511(内線4681)
製造産業局素材産業課革新素材室長 森本
03-3501-1727(直通)
03-3580-8564(FAX)
担当者: 中野、瀬川電話:03-3501-1511(内線3731)
03-3501-1737(直通)
03-3580-6348(FAX)