経済産業省
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II 我が国の国際展開に係る取組のあり方について

経済連携等の推進

  • 我が国の貿易相手の大部分をカバーする「経済連携の網」を構築していくため、TPP、RCEP、日中韓FTA、日 EU・EPA等の経済連携交渉を多面的に進める。加えてWTOやAPEC等を通じた世界・地域規模でのルール策定も進めていく。
  • 併せて、新興国市場開拓に向け、我が国企業が安定的に操業できるビジネス環境確保のため、投資協定・租税条約に取り組むことが必要である。

伸びゆく市場の獲得(新興国市場開拓)

  • 新興国では、2020年にかけて中間層・富裕層が約14億人増加、世界の消費支出増の少なくとも6割が生み出される見込みとなっている。
  • 成長著しい新興国市場の需要を獲得するに当たり、経済発展度合い、我が国企業の進出状況、他国企業との競争環境を踏まえ、新興国を3つに分類(「中国・ASEAN」、「南西アジア、中東、ロシア・CIS、中南米」、「アフリカ」)した上で、国毎に戦略的に取組を進めていく。

海外市場に進出する潜在力のある産業・企業の支援

  • 世界では、グローバル化に適応した中堅・中小企業が成長。ドイツ中堅企業は、差別化された製品への特化、海外市場への積極的販売、アフターケアを通じた顧客との密接な関係の構築等の点において、優れた企業戦略を有しており、世界的な注目を集めている。
  • 日本の中堅・中小企業や非製造業の中にも、特定の分野で世界シェアの上位を誇る企業が存在する。他方、世界市場で十分に勝負できる潜在力を持つものの海外市場に進出できていない中堅・中小企業等の外需獲得を支援するため、支援機関間の連携強化、現地支援体制の強化を進めていく。
  • 我が国のサービスの品質は高いが、海外需要を獲得できていない。クールジャパンの取組等を通じ、我が国の製品・サービスに対する認知度の向上、日本という国・文化に対する理解の浸透を図る。
  • 2025年にかけて、世界で100万人以上の都市が約5割増加し、インフラ需要増が見込まれる。我が国インフラ産業が、競合との厳しい競争に勝ち抜き需要を獲得するため、経済協力と一体となった戦略的な取組を進めていく。

海外の優れた人材・企業の取り込み

  • イノベーション活動等を更に促進するべく、そのために必要な高度人材の外国からの招致、育成、活用といったグローバル人材政策を実施することが必要である。
  • 優れた技術、ノウハウ等を有するグローバル企業の対内直接投資促進のため、特区制度の抜本的改革、政府の外国企業誘致・支援体制の抜本的強化等を実施することが必要である。

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