経済産業省
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第2部 平成26年度においてものづくり基盤技術の振興に関して講じた施策
第4章 ものづくり基盤技術に係る学習の振興に関する事項
第2節 ものづくりに係る生涯学習の振興

1.一般市民や若年層に対する普及啓発

(1)日本科学未来館での取組

精巧で緻密、そしておもてなしの精神に富んだ日本の「ものづくり」と、その歴史的・文化的背景に焦点を当てた企画展「THE 世界一展~極める日本!モノづくり~」を開催した(2013年12月7日から2014年5月6日)。古代から受け継がれてきた技術文化のルーツに立ち返り、「技術の伝承」や「自然との共生」といったものづくりの原点が、現在の何気ない生活を支える技術の中に根付いていること、そして長い歴史の中で練り上げられてきた多種多様な技術が結集して、未来をつくる新しい技術へとつながっていくことを紹介し、私たちが未来に向けて何を生み出し、どのような文化を紡いでいくのかを考える内容とした。

(2)「子どもゆめ基金」事業による科学体験活動等への支援

(独)国立青少年教育振興機構では、「子どもゆめ基金」事業により、民間団体が行う子供の自然体験活動や科学体験活動などの様々な体験活動等に対して助成を行っている。2014年度は、5,135件の応募に対し、4,595件を採択した(参照:http://yumekikin.niye.go.jp/)。

(3)(独)国立科学博物館における講座・教室等

①国立科学博物館の活動

国立科学博物館では、自然史や科学技術史に関する調査研究と標本資料の収集・保管を行い、人々のものづくりへの関心を高める展示・学習支援活動を実施している。2014年度に開催した特別展「ヒカリ展」では、様々な光を駆使して、人類が宇宙や地球の様々な現象を明らかにし、また、光をどのように利用しているかを展示するとともに講演会等を実施して、科学の面白さや奥深さを体感し学べる機会を提供した。このほか、世代別の学習プログラムの普及を行うとともに、体験活動等を通して、自然史や科学技術史についての理解を深め、ものづくりへの関心を高める学習支援活動を実施している。

②「夏休みサイエンススクエア」「冬休みサイエンススクエア」

国立科学博物館では、子供たちの夏休みや冬休みに合わせて「夏休みサイエンススクエア」「冬休みサイエンススクエア」を実施している。館内で学習支援活動等を行う教育かはくボランティア、工業高等専門学校、大学等の協力も得て、実験、観察、工作などの参加型の企画を多数開催し、科学を身近に感じる取組を行っている。

(4)文化財の保存技術の保護(3億75百万円)

選定保存技術の保持者・保存団体が行う伝承者養成や技術の錬磨等に対して補助を行うとともに、支援が必要な文化財の保存技術を対象として保存団体等が行う伝承者養成等に補助を行った。また、選定保存技術の公開事業を行った。

2.技術者に対する生涯学習の支援

(1)研究人材キャリア情報活用支援事業((独)科学技術振興機構運営費交付金の内数)

技術者の継続的な能力向上に資するため、能力開発や再教育のためのeラーニング教材を開発し、ポータルサイト上で提供している。

 

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