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西村経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

2023年3月3日(金曜日)
9時36分~9時42分
於:国会本館2階閣議室前

冒頭発言

アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)

おはようございます。私から冒頭1点申し上げます。

明日4日、初めてのアジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)の閣僚会合を開催いたします。また、本閣僚会合の開催に先立ちまして、本日の午後には、経団連との共催によって、国内外の企業関係者や政府系機関をお招きし、当該企業の技術、取組、そして政府系機関の支援策を紹介するAZEC官民投資フォーラムを開催いたします。
かつてないエネルギー危機とも言うべき状況にあります。世界はカーボンニュートラルの実現とエネルギー安全保障の確保、この両立をさせるという難しい局面にあります。
しかしながら、エネルギーをめぐる各国の事情は様々でありますので、それぞれの国の実情に応じた対応かつ現実的なエネルギートランジションを進めるということが重要であります。とりわけ世界の成長のエンジンであるこのアジアにおけるエネルギートランジションは、経済成長との両立を図る上で極めて重要であります。
このAZECは、脱炭素化に向けた考え方を共有し、相互信頼に基づいた協力を推進することを目的としたカーボンニュートラルに挑戦するアジアの国々から成るプラットフォームであります。
今回の閣僚会合、そして官民投資フォーラムにおきましては、各国、各機関がエネルギートランジションの加速化に向けた取組をお願いするとともに、アジア・ゼロエミッション共同体に対する期待、今後の方針、取組について、よく議論したいと考えております。
私からは以上です。

質疑応答

電力会社情報漏洩・不正閲覧

Q:1問お願いします。
規制改革推進会議の中で、作業部会が電力会社の顧客情報の不正閲覧問題をめぐって提言をまとめました。中身としては、送配電子会社の資本関係を解消する所有権分離などが柱なんですが、大臣としての受け止めはいかがでしょうか。
また、併せましてこの提言内容を内閣府が規制改革実施計画に盛り込もうとしていますが、経産省としてはどのように対応されるお考えでしょうか。

A:御指摘のありました大手電力の顧客情報不正閲覧をめぐって、内閣府の有識者の会議が行為規制であるとか、あるいは制裁の強化、そして電取委の強化、更なる中立化や所有権分離などについて提言をされたということは承知しております。
先日から申し上げておりますけれども、一連の情報漏えい、そして不正閲覧の事案はまさに電気事業の中立性、信頼性を損なう、疑念を抱かせるものでありますので、極めて遺憾であると認識をしております。
現在、その事実関係の確認や原因分析のための調査を実施している段階でありますので、まずはその結果を精査していきたいと考えております。
その上で、電力・ガス取引監視等委員会及び総合資源エネルギー調査会ではですね、電力システム改革の趣旨に照らしながら、本件の評価とともに、再発防止という観点から既に議論を開始しております。
是非、結論ありきではなく、虚心坦懐に議論を進めていただきたいと考えております。経済産業省としては、その議論を踏まえ、適切に対応していきたいと考えております。

Q:よろしくお願いします。
電力の不正に関連してなんですけれども、そもそも論ですが、システム改革を続けている中で、なぜこのような問題が相次いで起きているのか。制度上の課題ですとか、そういうのはどういうところにあるのか、現時点での認識と再発防止策の検討状況について、お願いいたします。

A:繰り返しになる面はありますが、正に電気事業の中立性、信頼性に疑念を抱かせるものであって、極めて遺憾であると考えております。
現在、一連の事案の解明に向けた調査を進めているところでありますけれども、関係者の意識、それから情報システムの整備、監視体制など、電力システム改革の土台に課題が生じているのではないかと考えております。
既に、先ほど申し上げましたけれども、電力・ガス取引監視等委員会や総合資源エネルギー調査会においてですね、既に再発防止のための議論を進めてもらっておりますけれども、まさに虚心坦懐に議論を進めていただきたいと思います。その上で、適切に対応していきたいと思います。

以上

最終更新日:2023年4月11日