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齋藤経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

2024年2月2日(土曜日)
9時34分~9時40分
於:本館10階記者会見室

冒頭発言

​GENIAC

おはようございます。
初めに私から1点申し上げます。
生成AIの開発力強化に向けて、開発に必要な計算資源の確保に関する支援や関係者間の連携を促すプロジェクト、GENIAC(ジーニアック)を開始します。
その一貫としてグーグル出身のAI研究者が日本で設立しましたSakanaAIを始め、生成AIのコア技術である基盤モデルの開発を行うスタートアップ等7社への支援を決定しました。
生成AIは社会の様々な分野で変革をもたらしうる技術です。日本としても将来にわたるイノベーションを創出できるよう生成AIの開発力強化に向け、引き続きスピード感を持って取り組んでいきたいと思っています。
詳細は事務方より御説明をさせていただきます。
私からは以上です。

質疑応答

IAEA安全性レビュー報告書

Q:先日IAEAが福島第一原子力発電所のALPS処理水について、国際安全基準に合致するとの報告書を公表しました。これに対する大臣の所感をお聞かせください。また、調査チームには中国のメンバーも参加していましたが、中国による水産物の輸入停止措置への効果をどう見ますか。そして今回の結果を受けて日本が求めている規制の即時撤廃に向けた働きかけを改めてどう進めていくか教えてください。

A:1月30日に公表された報告書においては、日本の取組について、関連する国際安全基準の要求事項と合致しないような点は確認されなかったとの見解が示されています。我々としては、ALPS処理水の海洋放出が安全に行われているということが改めて確認されたと認識しています。引き続き、IAEAレビューを通じて国際的な安全基準に照らした確認を継続して、安全確認に万全を期していきたいと考えています。
お尋ねの中国との関係ですが、昨年の日中首脳会談でALPS処理水についてお互いの立場に隔たりがあると認識をしながら、建設的な態度をもって協議と対話を通じて問題を解決する方法を見いだしていこうということで一致しているわけですので、今後とも中国に対して専門家レベルの対話等を通じて、今般のIAEA報告書を始め、ALPS処理水の安全性やモニタリング結果を透明性高く、丁寧に説明するとともに、日本食品に対する輸入規制の即時撤廃を強く求めていきたいと考えています。

武豊火力発電所の火災

Q:おととい愛知県の武豊町のJERAの武豊火力発電所で火災が発生しました。石炭とバイオマス燃料の混焼による発電設備での火災になりますが、これに対する大臣の受け止めと電力会社に求める対策についてお願いいたします。

A:まず、1月31日にJERA武豊火力発電所で発生した火災において、けが人は生じていないと承知していますが、このような事案が発生したことについては大変遺憾に思っています。
経済産業省としては、火災発生当日から現地に産業保安監督部の職員を派遣して、情報収集の強化を図っています。また、同社に対しては事故原因の究明、あるいは再発防止策の検討とともに、大事なこととして、地元自治体や近隣住民の皆様方などに丁寧な御説明を求めるよう、指導を実施したところです。
同社においては、こうした指導も踏まえてバイオマス燃料を利用するほかの発電所の緊急点検や地元への説明に着手をしているということです。
引き続き、同社による対応状況の報告を踏まえ、適切に対応していきたいと考えています。

日本製鉄のUSスチール買収事案

Q:日本製鉄によるUSスチールの買収についてなのですけれども、アメリカのトランプ前大統領が自分が再選をされたら絶対に阻止をするというコメントをされました。これにつき大臣の御所見をお聞かせください。お願いします。

A:御指摘の報道についてはもちろん承知していますが、選挙中の大統領候補の発言の逐一について、また個別企業の経営に関する事案ですので、コメントをするのは控えたいと思っておりますが、いずれにしましても日米同盟はかつてなく強固になっており、日米はインド太平洋地域の持続的、包括的な経済成長の実現、それからルールに基づく自由で開かれた経済秩序の維持・強化、経済安全保障分野における協力などにおいて引き続き連携していかなければならないと思っています。

以上

最終更新日:2024年2月2日