2024年11月5日(火曜日)
10時54分~10時58分
於:本館10階記者会見室
冒頭発言
なし質疑応答
米国大統領選
Q: 本日5日に行われるアメリカの大統領選に関連してお伺いできればと思います。岸田政権では、半導体や重要鉱物のサプライチェーンの構築などで、日米両国が協力を進めてきました。改めてこうした経済分野での日米関係の重要性について、大臣の考えをお聞かせください。
また、大統領選では環境重視型のハリス氏とエネルギー拡張型と指摘されているトランプ氏の争いとなっています。両氏のエネルギー政策は大きく異なりますが、日米のエネルギー政策の連携における政策の継続性に関して大臣がどのようにお考えか、お伺いできればと思います。よろしくお願いします。
A:おはようございます。よろしくお願いいたします。
大統領選、今日いよいよということで、両候補、様々な発信を行っているところでありまして、選挙の動向、また、新政権の方針並びに政策に関しては予断を許さないという状況であるということだと思っています。
したがって、今、この時点でコメントをすることは差し控えたいと思います。
ただ、いずれの候補が勝利しようとも、経済、環境・エネルギーいずれの分野においても、米国との緊密な連携、また、日米協力が不可欠であることは全く変わりません。どのような選挙結果になろうとも、我が国としては、国益に資するように強固な日米の経済関係を一層発展させていきたいと考えております。
そして、エネルギーの関係ですが、いろいろ違いがありますけれども、今、この時点でコメントすることは差し控えたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
女川原子力発電所2号機
Q:東北電力の女川原発について、昨日、原子炉が停止されましたが、これについての大臣の受け止めを、まず1点伺わせてください。
A:女川原子力発電所2号機につきましては、11月3日に、原子炉内の中性子を計測する機器に不具合が確認されたところです。現在、原子炉を停止しまして、不具合の原因について調査中であると東北電力から報告をいただいております。
発電開始の予定時期についても、現時点では未定ということで聞いております。
これまでも繰り返し申し上げておりますけれども、東北電力には、工程ありきではなくて、一つ一つ丁寧に作業を確認しながら、安全最優先でプロセスを進めていただきたいと思っております。
Q:もう一点、ごめんなさい。今御発言ありましたけれども、東北電力さんは、今後、次の稼働は未定だということをお話しされていますが、今後のスケジュール感、見通しはどの程度立っているのか、改めて伺わせていただけたらと思います。
A:先ほど申したとおり、今調査中ということで、その結果を待ちたいと思います。需給等についても不安があると思いますけれども、この電力需給についても、予備率、この前もお話ししていますけれども、10%以上確保しているということで、この見通しは女川原発2号機を計上していないレベルですから、このため、延期になって電力需給に直ちに影響が生じるとは承知していません。
調査結果が出ましたら、また、皆さんにすぐ御報告申し上げたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
最終更新日:2024年11月5日