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武藤経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

2024年12月6日(金曜日)
8時32分~8時36分
於:国会本館2階閣議室前

冒頭発言

なし

質疑応答

韓国情勢

Q:先般、韓国の尹大統領が戒厳令を出されました。宣言して数時間後には解除となったのですけれども、韓国の内政の混乱はこれまで強化してきた日韓関係ですとか日米韓の枠組みにも影響が懸念されるところです。今回の事案に関しての御所感と経済、また、経済安全保障分野への影響についてどのように見るかお聞かせください。

A:皆さん、おはようございます。
今、御質問いただきました韓国の件でありますけれども、他国の内政に関して日本政府の立場でコメントすることは控えさせていただきます。
日韓両国や日韓を含む多国間での協力関係の維持・強化は重要でありまして、引き続き、事態を注視してまいりたいと思います。
また、現地法人の関係もあるので、現地の日本商工会であるソウルジャパンクラブからは、現時点で日系企業に何らかの影響が生じていることの報告は受けておりません。
以上です。

島根原子力発電所2号機

Q:7日に予定されています島根原子力発電所の再稼働についてお伺いいたします。
震災後14基目の再稼働になりますけれども、改めて、その意義について大臣のお考えをお伺いいたします。

A:前回も女川の件でお話し申し上げましたけれども、島根原子力発電所の2号機、今後、電力需要の増加が見込まれる中で、電力供給構造の強靱化、そして電気料金の抑制、脱炭素電源の確保という観点から大変重要な案件だと承知をしております。
順調に再稼働ができれば、女川2号機に続きまして、BWRとしては2基目の再稼働となります。中国電力におきましては、引き続き、安全最優先で緊張感を持って作業を進めていただくようにお願いをしていきたいと思います。

ラピダスに対する支援

Q:一部報道で、ラピダスに対して独立行政法人のIPA、情報処理推進機構を通じて出資する案を検討しているとの報道がありました。こちらについての事実関係と、もし事実であればその狙いについてお聞かせください。

A:次世代半導体の量産、これに向けて出融資の拡大を含めて必要な支援を行うための法案を次期通常国会に提出をする予定であります。これは、従来から皆さんにお話をしているとおりで、まだ、詳細は検討中でありますので、もうしばらく時間を頂いて、現時点で何か御報告することはございません。

以上

最終更新日:2024年12月6日