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武藤経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

2024年12月10日(火曜日)
8時33分~8時37分
於:国会本館2階閣議室前

冒頭発言

なし

質疑応答

OPECプラスによる減産枠組みの延長

Q:OPECプラスは先日開かれた閣僚会議で、協調減産の延長と自主減産の継続を決めました。政府のガソリンへの補助金も縮小されますが、今後のガソリン小売価格はどのように推移すると見られておりますでしょうか。

A:ガソリンの小売価格は、原油価格のほか、為替の動向ですとか、競争環境等の複合的な影響で決まっていくものと承知しています。
そのため、OPECプラスの今回の決定がガソリン小売価格に及ぼす影響について、予断を持ったコメントはできないと思いますけれども、いずれにしましても、ガソリン小売価格の動向につきましては、今後しっかり注視していくということになると思います。
燃料油価格の激変緩和事業につきましては、出口に向けて、12月中旬、1月中旬と段階的に対応していくこととしておりますけれども、その後につきましては、原油価格等の状況を丁寧に見定めながら、適切に対応していきたいと考えております。

※実際の発言は「適応に」でしたが、事実関係を踏まえ上記のとおり修正しました。

原子力発電所廃炉後の建て替え

Q: 次期エネルギー基本計画について、一部報道で、原発を廃炉した後の建て替え場所を、これまで敷地内と限定していたものを、別の敷地でも容認する方針だという報道が出ておりますが、これに関して事実確認と大臣のお考えをお聞かせください。

A:これまでも申し上げているとおり、次期エネルギー基本計画につきましては、現在、審議会で検討を進めている段階であります。原子力発電所の取扱いを含めて、現時点で何か方針を固めたわけではありません。年内には、エネルギー基本計画の案をしっかりお示しをさせていただきます。その段階でしっかりと説明をさせていただく予定でございます。

エネルギー基本計画

Q:私もエネルギー基本計画の関連で二つほどお伺いできればと思っています。
まさに今、素案の提示に向けて議論も大詰めかと思いますが、大臣、これまで大臣としていろいろな団体や自治体などから要望や提言の受入れがあると思いますが、印象に残る提言や要望などはございましたでしょうかというのと、あと、まさに、基本政策分科会の場に大臣として参加することは検討されていますでしょうか。

A:これまでの検討の過程の中で、様々なステイクホルダーの方から御意見を伺ってきているところであります。いずれもエネルギー政策に対しまして貴重な示唆を含むものでありました。
議会につきましては、諸般の事情が許せば出席をさせていただきたいと思っております。
それぞれ示唆に富んだお話でございました。

以上

最終更新日:2024年12月10日