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武藤経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

2025年5月13日(火曜日)
9時10分~9時16分
於:本館10階記者会見室

冒頭発言

なし

質疑応答

関税を巡る米中間の合意

Q:トランプ関税をめぐる米中の初の閣僚協議が行われて、双方が関税を115%引き下げることなどで合意されました。大臣の受け止めをお願いいたします。
また、米中の協議が進む中で、米国側の閣僚の日程を押さえにくくなるといった可能性もありますけれども、日米貿易交渉への影響についてはどのようにお考えでしょうか。お願いします。

A:おはようございます。
御指摘のように、米国と中国が閣僚級の貿易交渉を実施した結果、双方の関税の一時停止等に合意したことは承知しているところであります。米国と第三国との間の協議状況や合意内容等について、その評価を逐一コメントすることは差し控えさせていただきますけれども、米中は今後も交渉を継続するものと承知しております。両国の交渉推移をよく注意をしていきたいと思います。
各国の置かれた立場はそれぞれ、状況は様々であります。他国の協議状況等が日米の協議にどのような影響を与えるかということについては、予断することは差し控えたいと思います。
いずれにしましても、日本の国益を守りつつ、早期の合意に向けて全力で取り組んでまいります。
以上です。

Q:幹事社さんの質問に関連してお伺いいたします。イギリスに続き、中国が昨日、アメリカと関税引下げに合意ということですね、今後もこうした合意だったりとか貿易協議等の成果というのが出てくることは可能性としてあると思います。
政府内でも「ゆっくり急ぐ」という言葉もありましたけど、大臣としてはこうした世界、様々な国で合意が続く状況、さっき、大臣も各国置かれた立場様々だとおっしゃっていましたけども、どういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。

A:世界経済の影響とか等々、そういうことだと思いますが、米中両国の共同声明後に株価も、御承知のとおり、今日すごい勢いでまた上がり出しています。為替も円安に推移するなど承知しておりますけれども、これらの動向について、経済状況などの様々な要因によって市場において決定されるものですから、コメントは差し控えたいと思いますけれども、米中は今後も交渉を継続するものと承知をしておりますし、米英の関係もそうですが、両国の交渉推移、また、世界経済及び日本経済への影響を含め、引き続きよく注意をしていかなきゃいけないと思います。
米英のこともですか。それは別にいいですか。ありがとうございます。

太陽光パネルのリサイクル

Q:太陽光パネルのリサイクルの義務化する法案は今国会への提出を目指されていたと思うんですけれども、提出時期については現時点ではどのようにお考えか伺えますか。

A:現時点では、今、この国会はだめだったということは聞いていますけれども、じゃ来年というか、臨時国会なのか常会になるのかということまではまだ聞いていないところであります。よろしかったですか。

Q:提出、今国会にできなかった理由というのはどういったところだったのかって御存じですか。

A:じゃ、事務方の方から後でお答えさせていただきます。

Q:分かりました。

電気・ガス料金支援

Q:政府の方で、5月中にも電気・ガスの補助金について補助額を決定するという話があったと思うんですが、7月から9月の実施に向けて現在のエネルギー庁での検討状況ですとか省内のプロセスの進み具合について御教示いただければと思います。

A:今まだ検討しているので、多分、ちょっと分かりませんね。早めに分かり次第、皆さんには御報告しなきゃいけないと思っていますけど、現時点ではまだ詳細は詰められていないところです。

日産自動車による人員削減

Q:昨日、日産自動車の大規模な人員削減について、国内外で2万人ということで報道がありましたけれども、地域の雇用への影響も懸念されると思いますが、一方で厳しい経営状況もあるかと思います。これに関して大臣のお受け止めをお願いいたします。

A:これ、いつもの話ですけれども、人員削減等の報道は私も承知しているところですけれども、個社の問題ですからコメントは控えたいと思います。
現在、同社が事業活動の見直しを進めてきているものと承知しているところです。経済産業省としては、国内雇用に与える影響等については、これからも注視していかなきゃいけないと思っています。

以上

最終更新日:2025年5月13日