業務委託先への不正アクセスによる個人情報の漏えいについて

経済産業省が2018年から2022年に「経済産業省調査統計システム」用機器の運用保守業務を委託した日鉄ソリューションズ株式会社の社内ネットワークが、第三者からの不正アクセスを受け、個人情報が外部に漏えいした可能性があることが判明しました。

本年3月7日、日鉄ソリューションズ株式会社において社内サーバーに対する不審なアクセスを検知し、外部専門家の助言を受けながら影響範囲等の調査を実施した結果、第三者による不正アクセスの形跡が確認され、社内サーバー内に保存されていた取引先等の個人情報等が外部に漏えいした可能性があることが確認されました。

日鉄ソリューションズ株式会社が、不正アクセスの経路及び影響範囲の調査を進め、不正アクセスされた可能性がある全ファイルを調査したところ、日鉄ソリューションズ株式会社が当省から受託した「経済産業省調査統計システムサービス契約（契約期間：2018年11月1日～2022年4月30日）」の業務において取得した、当該システムの利用者登録をした事業者等（※）の個人情報（会社名、氏名、業務用電話番号、業務用メールアドレス）計382件が含まれていることが判明しました。

※上記契約期間内において、経済産業省大臣官房調査統計グループの統計調査実施業務を受託した事業者、経済産業省調査統計システムのアプリケーション改修業務を受託した事業者及び同システムを利用した当省職員

個人情報が漏えいした可能性のある該当の方々に対して、順次通知を実施しております。現時点で、漏えいした個人情報が悪用される等の二次被害は確認されておりませんが、身に覚えのない不審な電話やメールには応じないよう、ご注意ください。

このような事態が生じたことにつきまして、お詫び申し上げます。委託先である日鉄ソリューションズ株式会社に対して、厳重注意を行うとともに、今後、このような事態が生じないよう、情報管理について徹底を図ってまいります。

詳細につきましては、以下の日鉄ソリューションズ株式会社の発表をご確認ください。

https://www.nssol.nipponsteel.com/press/2025/20250708_160000.html

（お問い合わせ先）
　経済産業省　大臣官房　調査統計グループ　統計情報システム室　企画調整班
　電話：03-3501-1511(内線 2841)
　E-MAIL：bzl-s-choto-tokeijohosystem■meti.go.jp（■を＠に置き換えてください）