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第3次産業活動指数
サービス産業の動きから見る日本の景気
結果の概要【プレス情報 2023年9月分】
(2023年11月16日発表)
第3次産業活動は、持ち直している。
- 2023年9月の第3次産業活動指数は、101.3、前月比1.0%の低下となった。
- 広義対個人サービスは同0.5%、広義対事業所サービスは同0.5%のそれぞれ低下となった。
- 総じてみれば、第3次産業活動は、持ち直している(基調判断を据え置き)。
最新の指数の解説
2023年9月のサービス産業活動は、「生活娯楽関連サービス」等が低下したことなどから、前月比マイナス1.0%と、3か月ぶりの低下。9月時点の基調判断は、「持ち直している」に据え置き。
季節調整済指数 | 原指数 | |||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
第3次産業活動指数 | 101.3 | -1.0 | 102.4 | 2.1 |
広義対個人サービス | 102.5 | -0.5 | 100.6 | 2.8 |
広義対事業所サービス | 101.1 | -0.5 | 104.1 | 1.5 |
業種別動向
内訳の大分類業種では、11業種中、生活娯楽関連サービスなど8業種が低下、不動産業など3業種が上昇。
- 表1.第3次産業総合を大きく動かした業種と主な要因
-
業種名 主な要因 低下方向に影響した業種 生活娯楽関連サービス 飲食店,飲食サービス業は、前月、外出機会の増加に伴い上昇した反動などから低下。その他の生活関連サービス業は、国内旅行などが低下。 金融業,保険業 保険業は、生命保険業が前月大幅増の反動により低下。 上昇方向に影響した業種 不動産業 建物売買業,土地売買業は、マンション分譲(近畿圏)が大型物件の販売好調などから上昇。 電気・ガス・熱供給・水道業 電気業は、前月に引き続き、全国的に気温が高めに推移したことによる冷房需要の増加などから上昇。 - 表2.大分類業種の前月比と寄与度
-
単位:% 業種名 前月比
(寄与度)前年同月比 寄与した主な内訳業種 <低下業種> 生活娯楽関連サービス -6.4
( -0.67 )7.7 飲食店,飲食サービス業
その他の生活関連サービス業金融業,保険業 -2.9
( -0.30 )4.7 保険業 卸売業 -1.4
( -0.16 )-1.3 その他卸売業(機械器具を除く住関連卸売業)
建築材料,鉱物・金属材料等卸売業小売業 -0.8
( -0.09 )-0.5 織物・衣服・身の回り品小売業
飲食料品小売業情報通信業 -0.3
( -0.03 )1.2 情報サービス業 事業者向け関連サービス -0.3
( -0.03 )2.1 広告業 物品賃貸業(自動車賃貸業を含む) -0.7
( -0.02 )-1.7 レンタル業 医療,福祉 -0.1
( -0.01 )2.4 社会福祉・介護事業 <上昇業種> 不動産業 1.3
( 0.10 )1.4 建物売買業,土地売買業 電気・ガス・熱供給・水道業 2.2
( 0.08 )2.5 電気業 運輸業,郵便業 0.5
( 0.05 )2.7 鉄道業
- 業種は第3次産業総合の前月比への寄与度の大きい順に掲載しています。
- 寄与度とは、あるデータ全体の変化に対して、その構成要素である個々のデータの変化がどの程度貢献しているかを示す指標です。
冊子、データダウンロード
- 第3次産業活動指数(概要冊子)
- 第3次産業活動指数の時系列表、業種別指数
- サービス産業活動 図表集
- 状況(~期ぶり、~連続の上昇等)、各指数グラフ、業種別寄与度等(図表集 スライドショーのページ )
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