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第3次産業活動指数
サービス産業の動きから見る日本の景気
結果の概要【プレス情報 2023年11月分】
(2024年1月19日発表)
第3次産業活動は、足踏みがみられる。
- 2023年11月の第3次産業活動指数は、100.2、前月比0.7%の低下となった。
- 広義対個人サービスは同0.1%、広義対事業所サービスは同0.8%のそれぞれ低下となった。
- 総じてみれば、第3次産業活動は、足踏みがみられる(基調判断を据え置き)。
最新の指数の解説
2023年11月のサービス産業活動は、「生活娯楽関連サービス」を中心に多くの業種が低下したことなどから、前月比マイナス0.7%と、3か月連続の低下。11月時点の基調判断は、「足踏みがみられる」に据え置き。
季節調整済指数 | 原指数 | |||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
第3次産業活動指数 | 100.2 | -0.7 | 100.7 | 0.9 |
広義対個人サービス | 100.3 | -0.1 | 101.1 | 0.9 |
広義対事業所サービス | 100.7 | -0.8 | 100.3 | 0.8 |
業種別動向
内訳の大分類業種では、11業種中、生活娯楽関連サービスなど8業種が低下、小売業など3業種が上昇。
- 表1.第3次産業総合を大きく動かした業種と主な要因
-
業種名 主な要因 低下方向に影響した業種 生活娯楽関連サービス 飲食店,飲食サービス、宿泊業は国内旅行が低調であったことなどから低下。 卸売業 医薬品・化粧品等卸売業、機械器具卸売業をはじめ内訳8業種すべてが低下するなど、小売業向け、産業使用者向けとも取引が低調だったことから低下。 運輸業,郵便業 航空運輸業は、出国者数の伸び悩みや国内旅行が低調であった航空旅客運送業などが低下。 上昇方向に影響した業種 小売業 織物・衣服・身の回り品小売業が中旬に気温が低下したことから冬物衣料が堅調であったことや、機械器具小売業が季節家電や通信家電が好調であるなど、内訳7業種中6業種が上昇。 情報通信業 情報サービス業は、ソフトウェア業がDX関連の需要が堅調であることなどから上昇。 - 表2.大分類業種の前月比と寄与度
-
単位:% 業種名 前月比
(寄与度)前年同月比 寄与した主な内訳業種 <低下業種> 生活娯楽関連サービス -3.8
( -0.38 )4.0 飲食店,飲食サービス業
宿泊業卸売業 -1.5
( -0.17 )-1.7 その他卸売業(機械器具を除く住関連卸売業)
機械器具卸売業運輸業,郵便業 -1.3
( -0.12 )2.2 航空運輸業 金融業,保険業 -0.9
( -0.10 )1.7 保険業 不動産業 -0.8
( -0.06 )0.1 建物売買業,土地売買業
不動産代理業・仲介業事業者向け関連サービス -0.6
( -0.05 )2.3 技術サービス業
専門サービス業医療,福祉 -0.3
( -0.05 )0.9 社会福祉・介護事業
医療業物品賃貸業(自動車賃貸業を含む) -0.3
( -0.01 )-1.1 レンタル業 <上昇業種> 小売業 1.0
( 0.12 )0.3 織物・衣服・身の回り品小売業
機械器具小売業情報通信業 0.9
( 0.08 )-0.5 情報サービス業
インターネット附随サービス業電気・ガス・熱供給・水道業 1.9
( 0.07 )-0.3 電気業
- 業種は第3次産業総合の前月比への寄与度の大きい順に掲載しています。
- 寄与度とは、あるデータ全体の変化に対して、その構成要素である個々のデータの変化がどの程度貢献しているかを示す指標です。
冊子、データダウンロード
- 第3次産業活動指数(概要冊子)
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