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第3次産業活動指数
サービス産業の動きから見る日本の景気
結果の概要【プレス情報 2024年6月分】
(2024年8月16日発表)
第3次産業活動は、一進一退。
- 2024年6月の第3次産業活動指数は、101.4、前月比1.3%の低下となった。
- 広義対個人サービスは同0.5%、広義対事業所サービスは同1.2%のそれぞれ低下となった。
- 総じてみれば、第3次産業活動は、一進一退で推移している(基調判断を据え置き)。
最新の指数の解説
2024年6月のサービス産業活動は、「卸売業」、「運輸業,郵便業」などの業種が低下したことから、前月比マイナス1.3%と3か月ぶりの低下。6月時点の基調判断は、「一進一退」に据え置き。
季節調整済指数 | 原指数 | |||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
第3次産業活動指数 | 101.4 | -1.3 | 100.7 | -0.1 |
広義対個人サービス | 101.7 | -0.5 | 99.8 | 0.2 |
広義対事業所サービス | 101.5 | -1.2 | 101.5 | -0.3 |
業種別動向
内訳の大分類業種では、11業種中、卸売業など7業種が低下、生活娯楽関連サービスなど4業種が上昇。
- 表1.第3次産業総合を大きく動かした業種と主な要因
-
業種名 主な要因 低下方向に影響した業種 卸売業 前月上昇した反動などもあり、飲食料品卸売業やその他卸売業(機械器具を除く住関連卸売業)をはじめ、ほぼすべての内訳が低下。 運輸業,郵便業 道路貨物運送業や運輸に附帯するサービス業は、卸売業や製造業関連の取引減などから低下。 医療,福祉 金融業,保険業 「金融商品取引業,商品先物取引業」は、流通業務が株式の売買等に落ち着きがみられたことから低下。保険業は、生命保険業、損害保険業ともに低下。 上昇方向に影響した業種 生活娯楽関連サービス 娯楽業は、例えば、最も上昇寄与が大きかった競馬場では、特に中央競馬の投票券販売が順調であったことから上昇。「飲食店,飲食サービス業」は、梅雨入りが遅く天候に恵まれたことや訪日外国人客の需要も堅調であったことから上昇。 事業者向け関連サービス 機械修理業は、このところの好調な動きにより上昇。 - 表2.大分類業種の前月比と寄与度
-
単位:% 業種名 前月比
(寄与度)前年同月比 寄与した主な内訳業種 <低下業種> 卸売業 -4.1
( -0.47 )-4.4 飲食料品卸売業
その他卸売業(機械器具を除く住関連卸売業)運輸業,郵便業 -4.8
( -0.46 )-0.2 道路貨物運送業
運輸に附帯するサービス業医療,福祉 -3.2
( -0.46 )-2.1 金融業,保険業 -3.0
( -0.31 )-1.2 金融商品取引業,商品先物取引業
保険業電気・ガス・熱供給・水道業 -1.3
( -0.05 )-0.6 電気業 情報通信業 -0.1
( -0.01 )0.7 情報サービス業
映像・音声・文字情報制作業物品賃貸業(自動車賃貸業を含む) -0.1
( 0.00 )-0.2 レンタル業 <上昇業種> 生活娯楽関連サービス 3.4
( 0.34 )5.4 娯楽業
飲食店,飲食サービス業事業者向け関連サービス 0.9
( 0.09 )1.8 機械修理業 不動産業 0.8
( 0.06 )1.2 小売業 0.3
( 0.03 )0.3 自動車小売業
飲食料品小売業
- 業種は第3次産業総合の前月比への寄与度の大きい順に掲載しています。
- 寄与度とは、あるデータ全体の変化に対して、その構成要素である個々のデータの変化がどの程度貢献しているかを示す指標です。
冊子、データダウンロード
- 第3次産業活動指数(概要冊子)
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