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第3次産業活動指数
サービス産業の動きから見る日本の景気
結果の概要【プレス情報 2024年12月分】
(2025年2月17日発表)
第3次産業活動は、一進一退。
- 2024年12月の第3次産業活動指数は、101.9、前月比0.1%の上昇となった。
- 広義対個人サービスは同0.2%の低下、広義対事業所サービスは同0.4%の上昇となった。
- 総じてみれば、第3次産業活動は、一進一退で推移している(基調判断を据え置き)。
最新の指数の解説
2024年12月のサービス産業活動は、「金融業,保険業」、「情報通信業」などの業種が上昇したことから、前月比0.1%と5か月ぶりの上昇。12月時点の基調判断は、「一進一退」に据え置き。
季節調整済指数 | 原指数 | |||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
第3次産業活動指数 | 101.9 | 0.1 | 108.7 | 1.1 |
広義対個人サービス | 101.6 | -0.2 | 108.1 | 0.1 |
広義対事業所サービス | 102.3 | 0.4 | 109.2 | 2.1 |
業種別動向
内訳の大分類業種では、11業種中、金融業,保険業など5業種が上昇、運輸業,郵便業など6業種が低下。
- 表1.第3次産業総合を大きく動かした業種と主な要因
-
業種名 主な要因 上昇方向に影響した業種 金融業,保険業 保険業は、生命保険業が上昇。銀行業・協同組織金融業は、金融決済業務の全銀システム取扱高が決済件数の増加により上昇。 情報通信業 情報サービス業は、DXなどの需要増を背景に受注ソフトウェアが民需、官公需とも上昇。インターネット附随サービス業は、コンテンツ配信などが上昇。 生活娯楽関連サービス 娯楽業は、劇場・興行団が「バレーボール,バスケットボール」の入場者数の増加に加え、競輪場や競馬場の投票券の販売増もあり上昇。宿泊業はホテルが外国人宿泊者数の増加などから上昇。 低下方向に影響した業種 運輸業,郵便業 道路貨物運送業は、一般貨物自動車運送業が卸売業や小売業の取引減などから低下。郵便業(信書便事業を含む)は、季節郵便の減少などから低下。 卸売業 飲食料品卸売業は、外食産業や小売業向け取引の減少などにより食料・飲料卸売業、農畜産物・水産物卸売業とも低下。その他卸売業(機械器具を除く住関連卸売業)は、その他の卸売業などすべての内訳が低下。 小売業 飲食料品小売業は、価格上昇に伴う消費者の節約志向もあり低下。自動車小売業は、販売が低調であったことなどから低下。 - 表2.大分類業種の前月比と寄与度
-
単位:% 業種名 前月比
(寄与度)前年同月比 寄与した主な内訳業種 <上昇業種> 金融業,保険業 3.6
( 0.35 )1.2 保険業
銀行業・協同組織金融業情報通信業 2.6
( 0.26 )5.5 情報サービス業
インターネット附随サービス業生活娯楽関連サービス 1.2
( 0.12 )2.0 娯楽業
宿泊業電気・ガス・熱供給・水道業 0.9
( 0.03 )0.7 電気業 医療,福祉 0.2
( 0.02 )0.9 <低下業種> 運輸業,郵便業 -2.1
( -0.20 )1.0 道路貨物運送業
郵便業(信書便事業を含む)卸売業 -1.6
( -0.19 )0.3 飲食料品卸売業
その他卸売業(機械器具を除く住関連卸売業)小売業 -1.5
( -0.16 )-0.3 飲食料品小売業
自動車小売業不動産業 -1.4
( -0.11 )-0.1 不動産取引業 事業者向け関連サービス -0.2
( -0.02 )0.2 広告業
職業紹介・労働者派遣業物品賃貸業(自動車賃貸業を含む) -0.2
( 0.00 )-0.8
- 業種は第3次産業総合の前月比への寄与度の大きい順に掲載しています。
- 寄与度とは、あるデータ全体の変化に対して、その構成要素である個々のデータの変化がどの程度貢献しているかを示す指標です。
冊子、データダウンロード
- 第3次産業活動指数(概要冊子)
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- サービス産業活動 図表集
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