経済産業省
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利用上の注意、用語の解説

利用上の注意

  • 季節調整方法については、センサス局法のX-12-ARIMAにより季節要因に加え、曜日・祝祭日要因による調整も行っています(本調査結果で季節調整済指数と記述している箇所は、季節、曜日・祝祭日調整済のものです)。
    使用しているスペックファイル等、季節指数等の運用については、こちらPDFファイルを参照してください。
  • 本結果表に記載された数値を他に転載するときは、「経済産業省:鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表」による旨を必ず明記してください。

提供しているExcelファイルについて

    年月の表記は以下のとおり。
月次
西暦4桁と月を前ゼロ2桁で表記。
例:2020年1月→202001
四半期
西暦4桁と、第1四半期~第4四半期をQ1~Q4の2桁で表記。第1四半期は1~3月、第2四半期は4~6月、第3四半期は7~9月、第4四半期は10~12月。
例:2020年第1四半期→2020Q1
年(暦年)
西暦4桁とCYで表記。
例:2019年(1月~12月)→2019CY
年度
西暦4桁とFYで表記。
例:2019年度(2019年4月~2020年3月)→2019FY

用語の解説


ウェイト(weight)
基準年における、ある特定の項目の全体に対する基準額の構成比。鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表では、業種、財ごとにウェイトを作成している。
X-12-ARIMA
米センサス局が開発した季節調整法、センサス局法のモデルの一つ。曜日や祝祭日、うるう年による変動を調整することができる。
加重平均(かじゅうへいきん:weighted average)
個別品目指数にウェイトを乗じたものの総和を算出し、これをウェイトの総和で除すことによって、複数の品目を総合化すること。鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表で採用しているラスパイレス数量算式も加重平均を用いた算式である。
基準改定(きじゅんかいてい:revise of the base year)
鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表はラスパイレス数量算式を採用しているため、基準年から離れるにしたがって品目間の相対価格の変化などから、実際の生産活動と指数の動きにズレが生じることがある。そのため、5年毎(西暦末尾が0、5の年)に基準年の変更、採用品目の見直し、ウェイトの算定や業種分類の見直しなどを行い、実際の生産動向を反映するようにしている。
基準年(きじゅんねん:base year)
指数作成の際に基準(分母)となる年のこと。基準年が変われば基準となる値も変わるため、異なる基準の指数同士をそのまま比べてはならない。
季節調整(きせつちょうせい:seasonal adjustment)
5月に大型連休で工場の操業日数減から生産が減ったり、決算対策のために年度末に生産が増えるといったような季節的、社会制度による1年を周期として繰り返される変動を取り除くこと。これを行うことによって前月や前期との比較が可能となる。
季節調整済指数(きせつちょうせいずみしすう:seasonally adjusted index
原指数に季節調整を行った指数。
季節調整済指数 = 原指数 ÷ 季節指数(曜日、祝祭日、うるう年指数を含む)            
により算出される。動向をみる場合には前月比が主に使用される。
業種分類(ぎょうしゅぶんるい:classification by industry)
電気機械工業や輸送機械工業など、日本標準産業分類に則した分類。鉱工業指数では利便性の観点から一部を組み替え、独自の分類としているため、鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表でも同様に対応している。また、この他の分類として、財分類も公表している。
原指数(げんしすう:original index)
指数作成用データをそのまま指数化したもの。鉱工業指数等の経済データは季節的な変動を含む場合が多いため、動向をみる場合には前年同月比が主に使用される。
鉱工業指数(こうこうぎょうしすう:Indices of Industrial Production)
経済産業省生産動態統計の調査結果などから、鉱業・製造工業の生産、出荷、在庫の動向や生産能力・稼働率を表す指標として作成している。基準年固定ウェイトで加重平均するラスパイレス数量算式を使用し、5年毎に基準改定を行っている。発表が早く、国内の生産活動を表す代表的な指標として用いられる。
鉱工業出荷内訳表(こうこうぎょうしゅっかうちわけひょう:Indices of Industrial Domestic Shipments and Exports)
鉱工業出荷指数と貿易統計を用いて、輸出向け出荷と国内向け出荷に分割、作成した指数。鉱工業出荷が国内、輸出のどちらに向けられたかを捉えることができる。
鉱工業総供給表(こうこうぎょうそうきょうきゅうひょう:Indices of Industrial Domestic Shipments and Imports)
貿易統計から輸入品目指数を作成し、出荷内訳表の国内向け出荷と統合して作成した指数。鉱工業製品の需要に対して、国産品と輸入品のどちらが供給されたかという供給面を捉えることができる。


財分類(ざいぶんるい:classification by use of goods)
品目を経済用途別にした特殊分類。大きく最終需要財と生産財に分かれ、さらに設備投資に向けられる資本財や、想定耐用年数が1年以上で家計で購入される耐久消費財などに分かれている。
指数(しすう:index)
変動する数値の大小関係を比率の形にして表したもの。特に経済分析のための指数を経済指数と呼ぶこともある。
時系列データ(じけいれつでーた:time-series data)
半年前-5か月前……2か月前-1か月前-今月といった連続した時点のデータのこと。
接続指数(せつぞくしすう:connected index)
通常、基準年の異なる指数同士を比べることはできないが、前基準と今基準では公表する値の期間が一部重なることから、それぞれの重なった期間からリンク係数を求め、前基準の指数にリンク係数を乗じて指数水準を修正することによって比較できるようにした指数のこと。あくまで指数水準を修正しただけなので基準改定による品目の入れ替え等は考慮されておらず、長期間に渡る比較の際には注意が必要。
前月比(ぜんげつひ:percent change from previous month)
当月を前月と比較して求められる比率。調査統計グループでは1.3%増やマイナス0.5%減のように%変化率で表している。経済指数には季節的な要因が含まれるものが多く、そのままでは比較することができないため、季節調整で比較を可能にしてから前月比を求める。
前年同月比(ぜんねんどうげつひ:percent change from previous year)
当月と前年の同じ月を比較して求められる比率。調査統計グループでは1.3%増やマイナス0.5%減のように%変化率で表している。前年の同じ月と比べるため季節的な変動を考慮せず比べることができ、簡単に求められることから幅広く利用されており、原指数を用いて計算する。ただし前年同月の値に対する伸び率なので、前年同月比同士を比べる際には注意を要する。
総合化(そうごうか:aggregate)
個別品目の指数値を加重平均し、品目の集合体である業種別指数値や鉱工業全体の指数値を求めること。


年間補正(ねんかんほせい:annual revision)
鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表では、最新年のデータが1年分そろった段階でその年の原指数を再計算し、その系列からその年の季節指数を算出、確定するとともに、翌年分の暫定季節指数を作成する処理。
ラスパイレス算式(Laspeyres formula)
指数を作成するための算式の一つで、個別指数を基準時のウェイトで総合化を行う加重算術平均法。一度ウェイトを計算しておくと、月々の数量を得るだけで指数計算を行うことができる。 計算式は次のとおり。
計算式1
計算式2
リンク係数(りんくけいすう:Link Coefficient)
接続指数の作成時に使用する前基準と今基準の指数のデータ水準を補正する係数。季節調整済指数を使用して計算する。計算式は次のとおり。
計算式3
最終更新日:2021年1月15日
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