経済産業省
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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、製造工業生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)

Q&A

質問:ラスパイレスバイアスとは。
回答:鉱工業指数で適用しているラスパイレス算式数量指数では、比較時が基準時から遠ざかるにしたがって経済実態からの乖離を生じます。これをラスパイレスバイアスと呼びます。
このバイアスの要因は、産業構造の変化で、一般に成長品目は量的効果により価格が低下し相対的に過大に評価されることとなり、総合指数に上方のバイアスを持ち込みます。

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質問:何故、基準改定を行うのか。
回答:鉱工業指数で適用しているラスパイレス算式数量指数では、産業構造の変化により基準時から離れるにつれ経済実態からの乖離が生じます。また、基準時において全体の動向を代表できるものを選んで採用品目としているため、新たな製品が登場した場合、その製品の動向を指数に反映することができません。
このため、採用品目やウェイトなどを見直す基準改定を適当な時期に実施する必要があります。

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質問:ウェイトはどのように算定しているか。
回答:業種別・財別のウェイトは、製造工業については、工業統計調査の付加価値額、生産額、出荷額、在庫額から算定しています。付加価値額は、産業集計されたものを品目集計に調整し、在庫額は、年末在庫額を平均在庫額に調整してウェイトを算定します。また、鉱業については、経済センサス-活動調査等から算定しています。
品目別のウェイトについては、経済産業省生産動態統計調査等の数量と単価により算出した付加価値額、生産額、出荷額、在庫額から算定していますが、付加価値額は、生産額に工業統計調査から得られた付加価値率を乗じて算出しています。

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質問:年間補正とは。
回答:年間補正とは、年に一度、毎月公表した指数値の見直しを行う作業で、毎年2月確報公表時に前年の1月に遡って修正した指数値を公表しています。
年間補正における主な作業は、以下のとおりです。
  • (1)毎月の作業で集計に間に合わなかったデータや集計後に判明した訂正を反映して、原指数を再計算する。
  • (2)最新の1年分を含めた過去8年分の原指数により季節指数を計算し、その季節指数を用いて季節調整済指数を再計算する。

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質問:生産指数と予測指数の変動が異なるのはなぜか。
回答:大きな要因は、生産指数と予測指数では、採用品目や調査対象範囲が異なることです。
生産指数と予測指数では採用品目数が異なり、平成22年基準の生産指数では、経済産業省の所管外である製品も含めた487品目に対し、予測指数では経済産業省の所管する製造工業に属する主要製品195品目となっています。
また、調査対象範囲も企業ベースで調査品目ごとに生産量の上位から累計して概ね80%を把握できる企業を目処に対象としています。

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質問:実稼働率は公表しているか。
回答:実稼働率を公表することについての要望は強いのですが、現在は公表していません。
その理由としては、生産活動の形態は各業種様々であり、業種間の比較が困難なことに加え、現行の稼働率指数は月々の稼働率の推移を観察する指標としてほぼ十分ですが、実稼働率の総合的な水準を見るためには、精度が不十分であるためです。
ただし、製造工業、機械工業、機械工業を除く製造工業について、基準時における実稼働率水準を公表しており、この実稼働率水準に稼働率指数を乗じることによって、その時点における実稼働率のおおよその目安が得られます。
平成22年基準における実稼働率水準は、製造工業76.7%、機械工業77.6%、機械工業を除く製造工業75.3%となっています。

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質問:なぜ季節調整を行うのか。
回答:指数は経済分析の道具として様々な形で利用されますが、その最も多い利用方法は短期的な動向観察で、鉱工業指数も経済動向を判断し、更にその先行きを占うために極めて有効に利用されます。
このような観点で月々指数を利用するとき、決算月の増産やお盆休みによる減産など毎年の決まり切った変動(季節変動)を取り除いて比較する方が動向を観察しやすくなるため、季節調整を行います。
季節調整を行うことにより、前月との比較も可能となり直近の動向から経済動向を判断することができます。

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質問:地域別の指数を入手する方法は。
回答:経済産業局別および都道府県別の指数については、経済解析室では取りまとめておりませんが、各経済産業局及び都道府県のホームページから入手することが可能です。
経済産業省の統計のページにおいて、都道府県の統計ページへのリンクするためのページが用意されていますので、ご利用ください。
なお、経済産業局及び都道府県では、製造工業生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数の作成は行っていません。

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質問:過去データはどこまで遡ることができますか。
回答:現行の平成22年基準については、平成20年1月まで遡及して指数値を公表しています。
また、生産・出荷・在庫・在庫率指数及び製造工業生産能力・稼働率指数については、接続指数を作成しており、業種や財などの総合指数について、平成17年基準以前の指数を係数により便宜的につなぎ、昭和53年1月まで遡及して作成・公表しています。さらに生産・出荷・在庫指数の鉱工業については、年・年度 ・四半期の値は昭和28年まで遡及して作成・公表しています。
なお、予測指数の接続指数は作成していません。

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質問:業種・財別指数の長期データを見たい場合はどのようにすればいいですか。
回答:生産・出荷・在庫・在庫率指数及び製造工業生産能力・稼働率指数の当該データにつきましては、過去の基準をつなげた接続指数を作成・公表しています。データは、当ホームページの「統計表一覧」よりデータダウンロードが可能です。

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質問:業種を構成している品目を知りたい(例.輸送機械工業の品目が何か知りたい)。
回答:業種を構成している品目は、ウエイト表で確認することが可能です。ウエイト表は、当ホームページの「統計表一覧」よりデータダウンロードが可能です。

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最終更新日:2013.7.30
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