1. ホーム
  2. 経済産業省について
  3. 新卒採用情報
  4. Interview
  5. 製造産業局 産業機械課 ロボット政策室 栗原 優子

製造産業局 産業機械課 ロボット政策室 栗原 優子

製造産業局 産業機械課 ロボット政策室
課長補佐 栗原 優子 2009年度入省

ロボットで社会課題を解決したい

今、ロボット活用のフロンティアは格段に広がろうとしています。生産性向上が課題である中小企業やサービス分野、さらなる人手不足が懸念される介護分野やインフラ点検分野など、様々な分野でロボット技術の活用が期待されています。「ロボット大国」である我が国が誇るロボット技術で、 我が国、そして世界中の課題解決を主導していきたい。ロボット技術やビジネスの発展と併せて、利活用促進による社会変革を目指し施策立案をしています。

本質を探る姿勢

初任時は通商政策局企画調査室に配属。METIとしてインテリジェンス機能の強化を目指すプロジェクトに参画。在外勢も活用し世界情勢をいち早く把握・分析した上で、省幹部に重要情報をブリーフィングする体制を構築しました。世界中の国・地域が様々な思惑を持ち政治・経済・社会的に影響を与え合う国 際情勢を追う中で、日頃触れるメディアニュースも真実の一面を映すに過ぎないと実感。理論だけでは説明できない生きた世界のダイナミックな動きを念頭に政策運営をしていく重要性を思い知りました。情報を表面的に理解するのではなく、世界を広い視野で見て、自分の頭で考え本質を探る姿勢を身につけました。

代え難いやりがい

5年目には、資源エネルギー庁にて平成29年4月から実施されたガス小売参入の全面自由化を含む「ガスシステム改革」の企画を担当。 国民生活や経済活動の土台を支えるエネルギー政策はその影響を直に受ける主体も多く、消費者や事業者等の様々な意見を聞き検討を進めることは当然重要。他方で、単なる意見集約にとどまらずに、我が国のガス市場・制度の「あるべき姿」を長期的な視点から議論し、決断し、実現まで完遂することこそ、国 にしかできないことであり、やるべきことであると実感。責任は重く舵取りは難しいものですが、その分の代え難いやりがいを学びました。

米コロンビア大学ビジネススクールへ

思い出深い授業のひとつが、エチオピアでのコンサルプロジェクト。現地でホテルビジネスの起業を志すクライアントとともに、4ヵ月間の準備の後に現地調査を重ね、ビジネス提案をプレゼン。国籍もバックグラウンドも違うチームメイトそれぞれが自身の強みで貢献し、クライアントも大満足の成果を出すことができました。留学中、世界を相手にリーダーシップをとり成果を出す経験を多く得たことは大きな自信に。世界中で活躍する素晴らしいクラスメートたちと築いた友情もかけがえのない財産となりました。

今も鍛錬の途上

“Startup is the largest group of people you can convince of a plan to build a different future.” 米国の起業家Peter Thielの言葉ですが、METIで働く上でもマインドは同じ。世の中の課題を自分で見つけ、それを自分が変えると信じ挑戦し続けるカルチャーがあります。その 挑戦の過程では、あらゆる人と意見を交わし、説得し、サポーターを増やしていくことが必須。その上で、省内外の持てるツールや組織としての強さも総動員して信念を実現していく。METIはそれを目指す同志の集まりのような場 所。私もまだまだ鍛錬の途上ですが、世の中を良く変えていくことを目指し、考え動く毎日です。

最終更新日:2025年6月5日