アカデミア人材の標準化活動の評価に向けた取組状況
アカデミア人材は、その学識と中立な立場から日本型標準加速化モデルにおける基盤的活動及び戦略的活動の双方を支えています。
他方、必ずしも標準化活動の優先順位は高くなく、大学における採用、人事評価、昇任等における取扱いにおいては、標準化活動が明示的に評価対象となっているとは言い難い状況です。
アカデミア人材の評価対象としての標準化活動の位置づけの向上・明確化を推進していくこと、加えて、標準化活動を客観的かつ適切に評価するため、活動への参画状況や貢献度合いが適切な場において明文化された形で残されるようにすることが課題です。
このような課題を解決すべく、アカデミア人材の標準化活動の評価制度等への取込のための働きかけ、及び標準化活動を可視化する環境の整備を行っています。
researchmapへの標準化活動経験の記載方法について
研究者が業績を管理・発信できるようにすることを目的とした科学技術振興機構(JST)のデータベース型研究者総覧「researchmap」では、経歴として標準化活動を登録することが可能です。
標準化活動実績を可視化するため、経済産業省ではresearchmapへの記載を奨励し、researchmapサイトのFAQ及び利用者マニュアルにて標準化活動経験の記載方法を案内しています。
大学関係団体・個別大学への働きかけ
各大学協会、大学連盟から会員大学へ、アカデミア人材の標準化活動を後押しする仕組み作りとして教員応募書類様式や教員評価制度等への取込を検討いただきたい旨の周知を依頼し、資料配付やHP掲載、協会新聞への寄稿を行いました。
個別大学の産学連携本部等に学内における標準化活動の評価についてのヒアリング、及び大学で標準化活動が評価されるための方策について意見交換を実施しています。
評価制度等への取込例
アカデミア人材の貢献を可視化するとともに標準化活動に従事するインセンティブを強化するため、大学等において標準化活動の業績を評価項目に取り入れられた事例を紹介します。- 早稲田大学理工学術院
【海外機関との共同研究等の実績、その他研究活動上特記すべき事項】
・△△△△に関する研究について○○新聞にて特集記事記載(2013年*年*日)
・ISO/IEC/ITU,JIS等の○○委員、○○委員長(2015年*月~2024年*月)
・ISO/IEC/ITU,JIS等の○○委員、○○委員長としての「△△△△」の国際標準取得(2015年*月~2015年*月)
・△△△△に関する研究について○○新聞にて特集記事記載(2013年*年*日)
・ISO/IEC/ITU,JIS等の○○委員、○○委員長(2015年*月~2024年*月)
・ISO/IEC/ITU,JIS等の○○委員、○○委員長としての「△△△△」の国際標準取得(2015年*月~2015年*月)
- 産業技術総合研究所
(参考)産業技術総合研究所の取り組み
●標準化活動に関する研究成果等への登録
研究成果発表データベースにおいて、国内外の標準化活動を登録可能とし、例えば、国際規格について発行時だけでなく、NP(新規提案)、DIS(国際規格案)等の途中段階の年月日や、当該規格に対するプロジェクトリーダー、コンビナー等の役割が登録可能。
●標準化活動において評価されるべき研究者としての能力の内容例
例えば、「研究テーマの計画・立案」同様、「標準化の計画・立案」を、「論文執筆」同様、「標準化の文書作成」を例示。
●標準化活動に関する研究成果等への登録
研究成果発表データベースにおいて、国内外の標準化活動を登録可能とし、例えば、国際規格について発行時だけでなく、NP(新規提案)、DIS(国際規格案)等の途中段階の年月日や、当該規格に対するプロジェクトリーダー、コンビナー等の役割が登録可能。
●標準化活動において評価されるべき研究者としての能力の内容例
例えば、「研究テーマの計画・立案」同様、「標準化の計画・立案」を、「論文執筆」同様、「標準化の文書作成」を例示。
お問合せ先
イノベーション・環境局 基準認証政策課電話:03-3501-1511(内線3413~3415)
メール:bzl-s-kijun-seisaku★meti.go.jp
※ [★]を[@]に置き換えてください
最終更新日:2026年5月21日