中小企業に対する支援機関等のGX支援体制強化事業実施地域の募集について

 我が国では2050 年カーボンニュートラル実現に向け社会全体で脱炭素に向けた歩みを加速させています。産業界においても、国内外でカーボンニュートラルを宣言する企業だけでなく、サプライチェーン全体での脱炭素を目指す企業もでてきております。
 こうした中、中小企業も、GXに取り組むことは、エネルギーコストの削減やそれによるキャッシュフローの改善、資金調達方法の拡大などのメリットがあります。他方で、こうしたメリットの理解が進んでいなかったり、事業者だけで取組を進めることは難しいという声もあります。このため、こうしたメリットの理解を促進し、中小企業がGXの取組を進めるには、これらの企業と日頃から接している地域の商工会議所、商工会、金融機関等の地域支援機関や地方公共団体や地域経済を牽引する企業が連携してサポートする体制の整備が重要になってきますが、こうした支援機関等においても、GXに関する知識を持って企業と対話ができる人材の育成や支援機関同士のネットワーク構築を課題とされているところも多いとききます。
 このため、研修会を通して地域支援機関等のGXに関する理解を深め、企業との対話・助言に活かせるノウハウの習得や地域のネットワーク構築を目指す地域の支援機関等を募集します。

 募集期間:
令和7年5月27日(火)~令和7年7月2日(水)17時(必着)
 説明会 :令和7年6月3日(火) 13:30~14:30

 応募方法や説明会登録方法等の詳細は、以下の公募要領等をご確認ください。
 説明会での質疑応答を掲載しました。

中小企業に対する支援機関等のGX支援体制強化事業実施地域の採択結果について
(2025年8月8日公表)

 中小企業に対する支援機関等のGX支援体制強化事業について、令和7年5月27日(火)~7月2日(水)に募集を行いました。応募案件について審査を行った結果、下記の17件の採択先を決定しましたので、お知らせいたします。

<採択結果>※採択者は代表機関のみを記載

○研修コースA(GXの基礎知識を学び、支援方法を検討する):5件

 採択者:鹿児島銀行、熊本市、群馬県、堺市、姫路商工会議所

○研修コースB(GXに関する支援の提案の確度を高める):3件

 採択者:東京海上日動埼玉中央支店、肥後銀行、北陸経済連合会

○研修コースC(GXを切り口にした経営課題解決提案の実践力を高める):8件

   採択者:尼崎市、神戸商工会議所、佐賀銀行、滋賀県、日本政策投資銀行四国支店(四国中央市)、八王子市、浜松市、和歌山県

○研修コースE(サプライチェーンエンゲージメントへの対応を高める):1件

   採択者:福井銀行

中小企業支援機関によるカーボンニュートラル・アクションプラン

2050年カーボンニュートラルや2030年度の削減目標を実現するためには、大企業のみならず中小企業も脱炭素化を進めていくことが必要であり、そのためには中小企業支援機関のサポートが不可欠です。
経済産業省は、中小企業団体や金融機関等の支援機関が、2050年カーボンニュートラルに向けて会員企業等の脱炭素化と持続的な成長を支援する取組を「カーボンニュートラル・アクションプラン」としてとりまとめています。
なお、この取組は5月13日に公表した「クリーンエネルギー戦略 中間整理」に基づいて行うものです。

カーボンニュートラル・アクションプラン登録リスト

2022年5月17日から募集しています。リストは適宜更新します。
※登録後、即時に反映される訳ではないのでご了承ください。

中小企業のカーボンニュートラル支援

中小企業がカーボンニュートラル対応を進めるにあたって活用できる支援策をとりまとめています。
※各事業の詳細や補助金の締め切り日等は必ずHP等をご確認ください。 CO2排出量の算定について案内しています。

関連リンク

お問合せ先

GXグループ GX推進企画室

電話:03-3501-1511(内線 3521)
   03-3501-1679(直通)
   03-3501-7697(FAX)

最終更新日:2025年8月8日