主な今後の取組
2050年に都市ガスをカーボンニュートラル化する
- 2030年に既存インフラに合成メタンを1%注入、2050年には合成メタンを既存インフラに90%注入するなど、都市ガスのCN達成を目指す。
- 需要サイドのガスへの燃料転換を図る。合成メタンが代替し、コストを抑えつつ円滑な脱炭素化が期待できる。
総合エネルギーサービス企業への転換を図る
- ガスコジェネ導入促進により、熱を有効利用した分散型エネルギーシステムを構築。デジタル技術の活用により、地域における最適なエネルギー制御を実現。
- エネルギーの供給・マネジメント・設備メンテナンスなど総合的サービスや脱炭素化メニューを提供する総合エネルギーサービス企業への転換を図る。ガス供給だけでは十分取り込めていない国内外の新たな市場を開拓。
合成メタンの安価な供給(LNG同等)を実現する
- メタネーションの高効率化などの革新的技術開発、安価な海外のサプライチェーンの構築等により、2050年までにLNG価格と同等のコスト(40~50円/m³)を目指す。
2050年における国民生活のメリット
既存インフラの活用により、年間約14,000円の追加負担を回避する
- メタネーションによる合成メタンは既存インフラ・既存設備を活用可能。仮に新規インフラ投資で全てを改修する場合、約20兆円規模となり、一般家庭で約14,000円/年の負担増が見込まれる。