主な今後の取組
ゼロエミッション船の実用化に向け、技術開発を推進する
- 近距離・小型船向けには、水素燃料電池システムやバッテリー推進システムの普及を促進。
- 遠距離・大型船向けには、2021年度中に、水素・アンモニア燃料エンジン及び付随する燃料タンク、燃料供給システム等の核となる技術開発を開始。
- 2025年までにゼロエミッション船の実証事業を開始し、従来の目標である2028年よりも前倒しでゼロエミッション船の商業運航を実現。
省エネ・省CO2排出船舶の導入・普及を促進する枠組みを整備する
- 2023年から、既存船の燃費性能規制(EEXI)の導入により既存船に新造船並みの燃費基準を義務付けるとともに、格付け制度により省エネ・省CO2排出船舶への代替にインセンティブを付与。
- 内航海運のカーボンニュートラル推進に向けたロードマップを2021年中に策定し、必要な制度構築を含めた取組を推進。
LNG燃料船の高効率化のため、技術開発を推進する
- LNG燃料を低速航行、風力推進システム等と組み合わせ、CO2排出削減率86%を達成。
- 2021年度中に温室効果ガス(GHG)削減効果の更に高いエンジン等の技術開発を開始。スペース効率の高い革新的な燃料タンクや燃料供給システムの開発や生産基盤の確立を推進。