
2024/11/6
2024年10月10日(木)、国内の生成AI開発を推進する「GENIAC」プロジェクトの第2期目に採択されたAIスタートアップ企業や研究機関を招いたキックオフイベントが東京・大崎で開催されました。
多様な業種・分野に特化した基盤モデルも登場
採択事業者の事業計画プレゼンテーション

イベント冒頭、経済産業省 ソフトウェア・情報サービス戦略室長 渡辺 琢也氏が、20243年に開始されたGENIACプロジェクトが計算資源、データ活用、ナレッジ共有の提供を柱に、生成AIの開発とビジネスへの挑戦を支援してきたことを述べ、第1サイクルの成果として国内AI開発基盤が強化された過程を振り返りました。
基盤モデル開発者
- 株式会社ABEJA
- 株式会社AIdeaLab
- AiHUB株式会社
- AI inside株式会社
- 株式会社EQUES
- 株式会社Kotoba Technologies Japan
- NABLAS株式会社
- 株式会社Preferred Elements/【共同提案者】 株式会社 Preferred Networks
- SyntheticGestalt株式会社
- Turing株式会社
- ウーブン・バイ・トヨタ株式会社
- 株式会社オルツ
- 国立研究開発法人海洋研究開発機構
- カラクリ株式会社
- ストックマーク株式会社
- 株式会社データグリッド
- 株式会社ヒューマノーム研究所
- フューチャー株式会社
- 株式会社リコー
- 株式会社ユビタス/ 【共同提案者】 株式会社Deepreneur
社会課題解決に向けたデータ・生成AIの利活用に関する実証調査事業がスタート
GENIAC第2期目では、AI基盤モデルの開発支援に加え、データと生成AIの利活用に向けた新たな取り組みを開始しました。
データ・生成AI利活用実証事業者
- 株式会社 オー・エル・エム・デジタル
- セーフィー株式会社
- ソフトバンク株式会社
GENIAC第2期目に採択された各事業者のプレゼンテーションののち、本事業の運営サポートを務めるボストン コンサルティング グループ(BCG) 中川 正洋氏より、GENIACコミュニティの目的とこれまでの取り組みが説明されました。

また、キックオフイベントの締めくくりにあたり、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構) 高田 和幸氏より、NEDOが有する多様な支援制度を用いて採択者の取組を更に加速させていくことについての発言がありました。

高田氏の講演の挨拶の後、参加者の記念撮影に続き、交流会が開かれ、和やかな雰囲気の中で各事業者、関係者が話に花を咲かせていました。


GENIAC 第2期目に採用された事業者のキックオフイベントでは、第1部の事業者による事業計画プレゼンテーションと第2部の交流会が滞りなく開催されました。これからGENIAC第2期目が始まります。今後のGENIACの活動を注目ください。
GENIACトップへ最終更新日:2024年11月13日