令和7年度 「中小企業両立支援ハブ事業」について

経済産業省は、昨年度事業において、地域内の複数の中小企業に対し、仕事と介護の両立支援推進のための継続的な仕組みづくりを目指して実証を行いました。
昨年度の課題も踏まえ、今年度事業(令和7年度「ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(地域におけるヘルスケア産業推進事業)」)においても、委託事業の一環として実証を行います。

事業の背景と目的

経済産業省では、仕事をしながら介護を行う働く家族介護者を支援するため、介護分野における政策検討を進めています。この取り組みの一環として、企業における介護両立支援の充実が重要であると位置づけています。

中小企業においては、介護両立支援が企業経営上の優先順位が低く、会社全体への影響が可視化されないまま、生産性の低下が徐々に進行する状況が見受けられます。また、両立支援の取り組みに関しては、企業の人事総務担当者だけでは対応が難しく、各種支援が届きづらい状況となっています。


本事業では、中小企業経営者の意識改革を促進し、介護両立支援を経営課題として適切な取組を促進することを目指します。
そのため、地域において複数の中小企業の介護両立支援を支える継続的な仕組みづくりを目指し、中小企業に対して経営者向け、従業員向けの介護両立支援を実施し、効果検証を行います。複数事例を実証のうえ、仕組みをモデル化し、他地域への拡大を図っていきます。

実証事業者一覧(3件/50音順)


※各事業概要は下段に記載
・株式会社くまもと健康支援研究所
・東京海上日動火災保険株式会社×株式会社VELTEXスポーツエンタープライズ
・株式会社マイナビ×株式会社インターネットインフィニティー
 

【株式会社くまもと健康支援研究所】


【東京海上日動火災保険株式会社×株式会社VELTEXスポーツエンタープライズ】



【株式会社マイナビ×株式会社インターネットインフィニティー】

今後の予定

お問合せ先

株式会社日本総合研究所
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商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 
メール:bzl-kaigo.community★meti.go.jp
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最終更新日:2025年11月10日