1.「Japan Innovation Campus」の概要
スタートアップは、イノベーションの担い手として、社会課題解決と経済発展を両立しうる重要な存在であることから、政府は、2022年に策定した「スタートアップ育成五か年計画」に基づき、スタートアップへの支援に取り組んでいます。
スタートアップの成長に不可欠な最初から海外を見据えた起業や海外展開のためには、海外の投資家や起業家などとのネットワークが必要であることから、経済産業省は、2023年11月、米国・シリコンバレーの中心部に、スタートアップ支援拠点「Japan Innovation Campus」を設立しました。
本施設では、2025年4月現在、約100社のスタートアップ等にワーキングスペースを提供しているほか、現地のアクセラレーターと連携したメンタリングやマッチングなどの支援を行っており、実際に現地での資金調達に成功した事例も生まれています。また、スタンフォード大学や数々のVCが所在するシリコンバレーの中心部に位置している利点を生かし、現地のVCなどを招待したピッチやネットワーキングイベントなどを定期的に開催しています。
施設概要については以下も御参照ください。
/policy/newbusiness/JapanInnovationCampus/jic_gaiyou_251001.pdf
2.今回の募集について
10月1日(水曜日)より、本施設のコワーキングスペースの利用するスタートアップの募集を開始いたしました。
今回の募集では、グローバルでの事業展開や革新的な技術・ビジネスモデルを基盤とし、短期間での急成長を目指すスタートアップを対象としております。例えば、週1~2回の御利用や、月に1回程度シリコンバレー周辺に来訪される方など、ワークスタイルに合わせて御利用いただくことが可能です。また、これから米国進出を目指すスタートアップの皆様にも、準備段階から本施設をご活用いただけます。
  より多くの皆様にご応募いただけるよう、募集期間を11/14(金)まで延長いたしました。ぜひこの機会にご応募ください。
【募集締め切り】令和7年11月14日(金曜日)17時00分(日本時間)
【選定結果発表】令和7年12月以降
【利用可能期間】令和8年1月1日(水曜日)から令和8年12月31日(木曜日)まで
【費用負担】光熱料及びインターネット利用料を含むコワーキングスペースの利用料は無料(現地滞在費や渡航費、オフィス移転費、駐車料等が補助されるものではありません)
詳細は以下の募集要項を御確認ください。
/policy/newbusiness/JapanInnovationCampus/jic_boshuu_251001.pdf
contact@jp-innovation-campus.org
3.ドロップインでの利用について
2024年2月より、ワンデーのみ利用する方を対象にした、ドロップイン利用のサービスも提供しておりますので、併せて活用を御検討ください。詳細は以下を御確認ください。
https://jp-innovation-campus.org/ja/news/drop-in
4. 今後の募集について
本施設の運営等に関する事業の期間は、2028年3月31日までを想定しているところ、今後の募集やメンバーシップ等の予定は下記のとおりです。
| 募集期間 | 利用可能期間 | |
| 第4期 | 2025年11月14日(金) | 2026年1月~2026年12月 | 
| 第5期 | 2026年10月(予定) | 2027年1月~2028年3月 | 
5. 関連するニュースリリース
米国・シリコンバレーに新しくビジネス拠点を開設します (METI/経済産業省)米国・シリコンバレーで「Japan Innovation Campus」のオープニングセレモニーを開催しました (METI/経済産業省)
お問合せ先
連絡先:bzl-team-startup★meti.go.jp(★を@に変えて御送付ください)
最終更新日:2025年10月30日