福島県浪江町の桜を植樹しました

2023年2月9日

経済産業省は、2月9日(木曜日)、福島県浪江町と東京農業大学が共同事業によって生産した桜の苗木を当省敷地内に植えることを記念し、植樹式を開催しました。

1.開催経緯

福島県浪江町は、新たな産業として、桜の生育に取り組んでいます。本年1月には、浪江町と連携協定を締結している東京農業大学の学生が協力し、約1年間かけて浪江町内の圃場で生育した約2000本の桜苗木の掘り取りが実施されました。この度、掘り取られた桜苗木のうち、大漁桜(タイリョウザクラ)の苗木を、本日経済産業省の敷地内に植樹し、これを記念して、植樹式を開催しました。

2.植樹式の様子

植樹式では、原子力災害現地対策本部長を務める、太田副大臣の挨拶、成井浪江町副町長による祝辞の後、太田副大臣、成井副町長、東京農業大学入江教授の3名が桜苗木の植樹を行いました。また、桜の育成に携わってきた東京農業大学の学生5名が水やりを行いました。

3.太田原子力災害現地対策本部長・経済産業副大臣によるコメント

これからこの中庭に浪江町の桜が育っていき、花を咲かせていくこと、大変嬉しく思っております。それを我々が見る度に、福島の復興に対する経済産業省の決意と責任をしっかりと心に留める、そういう桜の木であって欲しいと思います。浪江町についても、特定復興再生拠点区域の避難解除に向けて更に努力をすると共に、新産業の創出や、なりわいの再生などにも、我々全力を注いでまいります。

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