西村経済産業大臣がドイツへ出張しました

(G7貿易大臣会合への出席)

2022年9月15日

9月14日(水曜日)、15日(木曜日)に、ドイツ・ノイハーデンベルクでG7貿易大臣会合が開催され、西村経済産業大臣が出席しました。会合では、ウクライナ復興支援、強靱で持続可能なサプライチェーン、WTO改革、公平な競争条件等について議論がなされ、閣僚宣言が採択されました。

1. G7貿易大臣会合

(1) 概要

(2) 発言内容(一部)

 西村経済産業大臣は、セッションにおいて、以下の旨を発言しました。
 

スヴィリデンコ・ウクライナ第一副首相兼経済発展・貿易大臣とG7貿易大臣の夕食会

強靱で持続可能なサプライチェーン

WTO改革

公平な競争条件と経済的威圧

(3) 成果文書等

2.参加閣僚等との会談

G7貿易大臣会合の機会を捉えて、西村大臣は、ウクライナのスヴィリデンコ第一副首相兼経済発展・貿易大臣、ドイツのハベック経済・気候保護大臣、フランスのベシュト対外貿易・誘致担当大臣、カナダのイン国際貿易・輸出促進・小規模ビジネス・経済開発担当大臣、EUのドンブロフスキス上級副委員長、米国のタイ通商代表との間で、会談を行いました。

ウクライナのスヴィリデンコ第一副首相兼経済発展・貿易大臣とは、ウクライナ復興に向けた日本の協力について議論を行いました。

本年のG7貿易大臣会合議長国であるドイツ・ハベック経済・気候保護大臣とは、日本が議長を務める来年のG7貿易大臣会合に向けた協力や最近のエネルギー価格高騰を受けたエネルギー面や通商面での連携強化について議論しました。

フランス・ベシュト対外貿易・誘致担当大臣とは、来年のG7貿易大臣会合、日仏間及び日欧米における有志国連携強化について議論を行いました。

カナダ・イン大臣とはCPTPPやWTO改革における両国の協力について議論し、日加が連携していくことの重要性を確認しました。

EU・ドンブロフスキス上級副委員長とは、来年のG7貿易大臣会合やWTO改革をはじめ、自由で公正な経済秩序の維持・推進に向けた日EUの協力関係の強化について議論を行いました。

米国のタイ通商代表、EUのドンブロフスキス上級副委員長との三者でも会談を行い、強制労働の排除に向けた協力を確認するとともに、市場歪曲的措置への対応について事務レベルの議論を加速することで一致しました。
ウクライナのスヴィリデンコ第一副首相兼経済発展・貿易大臣との会談
 
ドイツのハベック経済・気候保護大臣との会談
 
フランスのベシュト貿易担当大臣との会談
 
カナダのイン国際貿易・輸出促進・小規模ビジネス・経済開発担当大臣
EUのドンブロフスキス上級副委員長との会談

米国タイ通商代表、EUドンブロフスキス上級副委員長との会談

担当

通商政策局 通商機構部 参事官 木村
担当者: 佐志田、井上

電話:03-3501-1511(内線 3501)
03-3501-5923(直通)
03-3501-5983(FAX)