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中谷経済産業副大臣がフランスに出張しました

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2023年6月9日

対外経済
中谷経済産業副大臣は6月5日（月曜日）から6月8日（木曜日）の日程で、フランス共和国（パリ）に出張し、OECD閣僚理事会、OECDテクノロジーグローバルフォーラム、鉄鋼グローバルフォーラム閣僚会合、オーストラリア主催WTO非公式閣僚会合、カナダ主催オタワ・グループ閣僚級会合、IEA省エネグローバル会議に出席しました。

1．OECD閣僚理事会（6月7日（水曜日）、8日（木曜日））

今回のOECD閣僚理事会は、イギリス議長の下で、「強靱な未来の確保：共通の価値とグローバル・パートナーシップ（Securing A Resilient Future: Shared Values and Global Partnerships）」をテーマに開催され、経済産業省からは、中谷副大臣が参加しました。本年のG7議長国として、貿易、デジタル、気候・エネルギー等に関するG7での成果を中心に、日本の取組を発信しました。
  • 【OECD閣僚理事会 ファミリーフォト】
  • 【議題３「経済的強靭性」セッション】

2．OECDテクノロジーグローバルフォーラム（6月6日（火曜日））

OECD閣僚理事会の機会にあわせ、OECDテクノロジーグローバルフォーラムの立ち上げイベントが開催されました。同フォーラムの「気候変動への対処及び強靭な社会実現のための新興技術」をテーマとする分科会で、本年のG7での成果を踏まえ、気候変動などのグローバルな課題に対応し、新興技術を活用しイノベーションを強力に推進することの重要性を発信しました。

3．鉄鋼グローバルフォーラム（6月8日（木曜日））

カナダが議長国を務める「鉄鋼の過剰生産に関するグローバルフォーラム」閣僚会合が開催されました。同会合では、世界的な鉄鋼過剰生産能力問題の悪化は鉄鋼産業の長期的及び健全な発展にとって大きな脅威であり、この問題に対して国際的に協力していくことが重要で、そのためにメンバー国の拡大や国際的な協力強化に向けた取組を進めることなどを内容とする閣僚声明を採択しました（閣僚声明の詳細については、こちらPDFファイルをご覧下さい）。

4．オーストラリア主催WTO非公式閣僚会合（6月7日（水曜日））、カナダ主催オタワ・グループ閣僚級会合（8日（木曜日））

オーストラリアが主催するWTO非公式閣僚会合及びカナダが主催する有志国によるオタワ・グループ閣僚級会合が開催され、WTO改革の進め方について議論しました。特にWTOの紛争解決機能の回復等に向けて、来年2月の第13回WTO閣僚会議（MC13）を政治的な意思表明の機会として有効に活かすための具体的な段取りや、オタワ・グループの役割について、各国と意見を交換しました。
  • 【オーストラリア主催WTO非公式閣僚会合】
  • 【カナダ主催オタワ・グループ閣僚級会合】

5．IEA省エネグローバル会議閣僚会合（6月8日（木曜日））

第8回IEA省エネグローバル会議が開催され、閣僚会合に中谷副大臣が出席しました。世界の脱炭素とエネルギー安全保障の両立に向けて、省エネの重要性が一層高まる中、中谷副大臣から、G7議長国として、G7の成果をはじめ、日本の規制・支援一体型の省エネの取組、日本の優れたヒートポンプ技術、省エネ性能を比較するための基準やルールの重要性等を発信しました。（閣僚声明については、こちら外部リンクをご覧下さい）。

6．各国閣僚等との意見交換（6月6日（火曜日）、8日（木曜日））

（１）英国のクロエ・スミス科学・イノベーション・技術大臣との会談

今般立ち上げイベントが行われたOECDテクノロジーグローバルフォーラムについて、本年のG7デジタル・技術大臣会合での新興技術のトピックに触れつつ、今後の協力の展望などにつき、意見交換しました。

（２）英国のシャップス エネルギー安全保障・ネットゼロ大臣との会談

G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合の成果を踏まえつつ、関係各国との連携や、再エネ、原子力などのクリーンエネルギーに関する二国間協力の促進について確認しました。

【英シャップス エネルギー安全保障・ネットゼロ大臣との会談】

  • 【コーマン経済協力開発機構（OECD）事務総長】
  • 【ビロル国際エネルギー機関（IEA）事務局長】

関連資料

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