1. ホーム
  2. ニュースリリース
  3. ニュースリリースアーカイブ
  4. 2023年度9月一覧
  5. 第3回アジアCCUSネットワークフォーラムが開催されました

第3回アジアCCUSネットワークフォーラムが開催されました

2023年9月28日

同時発表:資源エネルギー庁

【令和5年10月13日更新】3.成果の本文に一部追記しました。】
第3回アジアCCUSネットワークフォーラムが9月27日(水曜日)にヒルトン広島においてハイブリット形式で開催されました。本会議は、経産省・ERIAの共催で行われました。
本会合には、西村康稔経済産業大臣をはじめ、アジアCCUSネットワークのメンバー国の代表からメッセージが寄せられるとともに、吉田宣弘経済産業大臣政務官が現地で挨拶し、会場には116名、オンラインでは約350名が参加しました。
第3回となる本フォーラムでは、世界・アジア地域のCCSのトレンドやCCS政策ロードマップに関するパネルディスカッションを行いました。さらにこれらを通じて、アジア全域でのCCUSネットワークの実現に向けた共通ルール作りやプロジェクト形成に向けた議論を行いました。

1.概要

日時

令和5年9月27日(水曜日)8時30分から12時30分

場所

ヒルトン広島(広島県広島市中区富士見町11-12)及び、オンライン

参加人数

現地参加116人、オンライン参加 約350人

2.主な出席者

3.成果

アジアCCUS ネットワークフォーラムは2021年6月に、アジア全域でのCCUS 活用に向けた知見の共有や事業環境整備を目指すため、国際的な産学官プラットフォームとして立ち上げられました。アジア地域は、化石燃料の代替を短期的・大規模に進めることが困難な一方で、大規模なCO2貯留ポテンシャルを有しています。    

第3回アジアCCUSネットワークフォーラムでは、昨年開催した第2回フォーラムにおいて設定した目標である「2025年に具体的なプロジェクトの創出を目指し、2030年にアジアにおいてCCUSのハブの構築を目指すこと」を踏まえて、具体的な協力を進めるために、初めて締結文書の調印式を行い、二酸化炭素の越境輸送に関する覚書(経済産業省、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構、マレーシア国営石油会社ペトロナス)を含む3件が締結されました。なお、吉田宣弘経済産業大臣政務官が現地で署名、及び立ち会いを行いました。
また、今回初めて、アジアのエネルギートランジションを進める観点から、CCSが果たす役割について、主に以下の内容からなる共同声明を発出しました。

さらに、パネルディスカッションにおいては、

が議論されました。

加えて、アジアCCUS ネットワークは、アジアにおけるCCUSのプラットフォームとして、国・地域レベルでの法的・規制的枠組みの重要性や、CO2の輸出入を実現するためのCCUSの経済性を認識し、そしてこれらの課題にチャレンジしていくことが表明されました。

写真3
吉田政務官挨拶

関連資料

関連リンク

担当

資源エネルギー庁 燃料環境適合利用推進課 CCS政策室長 佐伯徳彦
担当者:米山、朝比奈
電話:03-3501-1511(内線4681)
メール:bzl-kokusai-CM★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。