西村経済産業大臣が英国・ビジネス貿易省との間で重要鉱物に関する協力覚書に署名しました

1．概要

10月28日（土曜日）、西村経済産業大臣は大阪・堺で開催されたG7貿易大臣会合にて、英国・ベイデノック ビジネス・貿易大臣と会談し、重要鉱物に関する協力覚書に署名をしました。重要鉱物に関する消費国間の協力覚書の署名は、日本にとって今回が初めてとなります。この協力覚書を通じて、日英政府・企業間の連携を推進し、イノベーションの加速、透明性の高い市場の構築、第3国のプロジェクトへの共同投資など、重要鉱物分野における二国間関係の強化を目指していきます。

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2．協力覚書のポイント

この協力覚書を通じて、両国は重要鉱物における協力を深め、対話を促進するための枠組みを確立し、以下の分野について協力を行います。

• 研究とイノベーションの協力
1. 責任ある重要原材料の調達と加工
2. 強靭かつ透明で、持続可能なサプライチェーンの構築
3. 循環経済を実現するための代替材料、製造及びリサイクル技術、ビジネスモデルの特定
• 情報共有やトレーサビリティなどの向上を通じ、透明性の高い市場の構築に向けた協力
• サプライチェーンの多様化に向け、両国の企業と産業団体のパートナーシップを奨励し、日英あるいは第三国のプロジェクトへの共同投資の実施に向けた民間資金の活用
• 民間企業が第三国に安心して投資できるようにするためのインフラプロジェクトに関する情報共有
• 大学交流などを通じた、途上国の中流能力の向上に向けた協力

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関連資料

• 日英重要鉱物に関する協力覚書　本文（PDF形式：128KB）
• 日英重要鉱物に関する協力覚書　仮訳（PDF形式：516KB）

担当

日英重要鉱物に関する協力覚書について
資源エネルギー庁資源・燃料部鉱物資源課長 有馬
担当者：野崎、延時、岸
電話：03-3501-1511（内線 4701）
メール：bzl-koubutsu-kokusai★meti.go.jp
※［★］を［@］に置き換えてください。