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令和6年度「わたしたちのくらしとエネルギー」かべ新聞コンテストの受賞者を決定しました

2025年2月3日

資源エネルギー庁は、エネルギー教育推進事業の一環として、小学4年生から6年生までを対象に「わたしたちのくらしとエネルギー」かべ新聞コンテストを実施し、受賞者を決定しました。

1.かべ新聞コンテストの概要

小学生のエネルギー問題に対する関心と当事者意識を喚起するとともに、学校や家庭・地域における実践行動を促すことを目的とし、小学4年生から6年生までを対象に、「わたしたちのくらしとエネルギー」をテーマとしてかべ新聞コンテストを実施し、この度、令和6年度の受賞者を決定しました。3月1日(土曜日)、日本科学未来館にて表彰式を行う予定です。今回は、10回目の開催となります。

2.コンテストの実施結果

令和6年度のかべ新聞コンテストでは、248作品421名の児童から応募いただきました。1次審査、2次審査を経て、最終審査において最優秀賞(経済産業大臣賞)2作品、特別賞7作品、優秀賞11作品、入賞19作品および学校賞3校を決定しました。

今回、最優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞した2作品(下記)は、いずれも、しっかりした探究に基づいて自分の考えを形成し、それを分かりやすく表現している点において、最も高く評価されました。

最優秀賞(経済産業大臣賞)

札幌市立新川小学校 6年 佐藤 未琴 さん

「Shift in thinking 先駆者から伴走者へ」

審査委員長の講評:
博物館の展示にあった「化石燃料は私たちの「いま」を支えていますが、私たちの未来まで背負うことができるでしょうか」という問いかけに答えるべく追究した結果をかべ新聞としてまとめています。化石燃料の利用の変遷を踏まえながら現在のエネルギー利用を捉え、そのうえで未来を考えるというしっかりした構成です。「化石燃料はまだまだ私たちの未来を支え続けてくれているが、その役割を少しでも軽くしていくことが必要だ」という作者の主張は説得力があります。追究の論理、提示内容、意見形成などの観点から、とても高い評価を得ました。

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新潟市立濁川小学校 5年 海津 奏太 さん

「生き物と僕たちの未来新聞」

審査委員長の講評:
デジタル作成の利点をうまく活用するとともに、自分の意見もしっかり述べられています。ホッキョクグマが絶滅の危機にあるということから地球温暖化の問題に目を向け、「地球の生き物や、私たち人間の生活を守っていくために、何かできることはないのでしょうか?」という問題設定をしました。そこから発電のあり方に目を向け、「S+3E」や「エネルギーミックス」という視点の大切さを指摘し、国際的な取組や新しいエネルギー開発といったことにも言及しています。デザインや構成、追究や意見形成などの観点から、とても高い評価を得ました。
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受賞作品一覧

未来を考える・創るSDGsエネルギー学習推進ベースキャンプWebサイト外部リンク

担当

資源エネルギー庁 長官官房総務課 調査広報室長 植田
担当者:喜多、前田、青田 
電話:03-3501-1511(内線 4474~5)
メール:bzl-request_enecho_special-contents★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。