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[都市ガス]東京都内で一酸化炭素中毒事故(軽症1名)が発生しました
2025年2月6日
2月4日(火曜日)に、東京都内で一酸化炭素中毒事故(軽症1名)が発生しました。ガス機器の使用にあたっての注意事項を改めてお知らせします。
1.事故の概要
2月4日(火曜日)に、東京都内で一酸化炭素中毒事故(軽症1名)が発生しました。これを受け、ガス事業法第171条第1項及びガス関係報告規則第4条に基づき、昨日、東京電力エナジーパートナー株式会社(法人番号:8010001166930)から関東東北産業保安監督部に事故の報告がありました。詳しい事故の状況は以下のとおりです。
事故発生日時:2025年2月4日(火曜日) 午後8時2分頃
事故発生場所:東京都内
人 的 被 害:軽症1名
物 的 被 害:なし
事 故 概 要:需要家宅で消費者1名が軽症を負う一酸化炭素中毒事故が発生しました。事業者の報告によれば、原因は、給湯器の給排気口付近に、外壁工事のためビニールに入った網戸が立てかけられ、給排気口を塞いだことで換気不十分となり一酸化炭素が発生、給湯器上部付近にあるトイレ用の換気口から室内へ流入したものと推定されます。
供給事業者:ガス小売事業者
ガ ス 種:13A
機 器 分 類:RF式給湯器(屋外設置)
RF式給湯器(屋外設置)
製造者:リンナイ株式会社
型式:RUFH-VD2401AT2-3
製造年月:不明
2.ガス機器の使用に当たって注意すること
ガス機器やガス設備は、日頃から点検・お手入れをしてください。
- 日頃からの点検・お手入れが、ガスによる事故を防ぐ基本です。
- 日頃の点検を心がけ、不審な点が見つかったらガス事業者などに連絡して、すぐに改善してください。
ガス機器の使用中は、必ず換気をしてください。
- 一酸化炭素中毒のもっとも軽い症状は、前頭部に軽度の頭痛を感じることです。ガス機器を使用中、いつもと違って気分が悪い、体調に違和感がある、といった症状が出たときは、換気の確認をするようにしてください。
- ガス機器を使用するときは、換気をしてください。必ず換気装置等を使用してください。また、同時に給気口を確保する等により新鮮な空気を取り入れることも換気のために必要です。
- ガスが燃焼するには新鮮な空気(酸素)が必要です。空気が不足すると、不完全燃焼をおこし、一酸化炭素中毒の原因となり、死亡事故につながることがあります。
- ガス機器の給排気口はビニールシート等で塞がないようにしてください。ガス機器の排気が十分に行われないと、排気ガスが室内にあふれて、一酸化炭素中毒をおこすことがあります。
「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知できる警報器(ガス・CO警報器)の設置をおすすめします。
- 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知すると、ランプと音声でお知らせします。
- ガスの種類によっては、ガス警報器とCO警報器をそれぞれ設置する必要があります。
その他ご参考として、経済産業省のHPにガス事故防止のためのパンフレット等を掲載しております。
是非こちらをご覧ください。担当
産業保安・安全グループ ガス安全室長 山下
担当者:富永
電 話:03-3501-1511(内線 4931~7)
メール:bzl-toshi-gasanzenshitsu★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。