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鉄鋼の過剰生産能力に関するグローバル・フォーラム閣僚会合が開催されました
2024年10月9日
鉄鋼の過剰生産能力に関するグローバル・フォーラム(GFSEC)閣僚会合が10月8日、テレビ会議形式で開催され、日本から松尾経済産業審議官が出席しました。
閣僚会合では、世界的な鉄鋼過剰生産能力の悪化は鉄鋼産業の長期的な健全な発展にとって大きな脅威であり、国際的に協力して対応していくことが重要であることを確認するとともに、国際的な協力の強化や加盟国の拡大に向けた取組を進めることなどを内容とする、閣僚声明を採択しました。
1.会合の参加者
我が国のほか、英国(議長)、米国、ドイツ、豪州、スイス等26の主要鉄鋼生産国・地域及びタイ、ウクライナ、マレーシアのGFSEC非加盟国、OECD事務局、産業界関係者等が参加しました。
2.閣僚会合における主な議論
閣僚会合においては、以下のような議論がありました。
世界的な過剰生産能力の再度の増加が見込まれ、特定の国の非市場的な政策や慣行によって進行している。この結果、加盟国の鉄鋼産業の発展にとって脅威であるほか、鉄鋼企業の脱炭素化に向けて炭素排出量を大幅に削減するために必要な技術への投資にも悪影響を与えることが懸念される。
フォーラムが過剰生産能力の根本的な原因と結果に共同で対処するための具体的なアプローチを検討することが重要。
メンバー国・非メンバー国による努力が必要であり、懸念を共有する全ての鉄鋼生産国・消費国が、GFSECと協力して効果的な対策を共同で策定することが重要。
関連資料
担当
製造産業局 金属課長 鍋島
担当者:高橋、焼家
電話:03-3501-1511(内線 3661)
メール:bzl-kinzoku-kokusai★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。