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「日ASEAN経済共創フォーラム2024」を開催しました
2024年12月24日
経済産業省は、12月20日(金曜日)に「日ASEAN経済共創フォーラム2024」を虎ノ門ヒルズフォーラム(虎ノ門ヒルズ森タワー)で開催しました。フォーラムでは、日本とASEANにおける「共創」を促進させるため、「次世代自動車」「AI」「GX」を軸として、官民のビジネスリーダー等による議論を行いました。
1.オープニングセッション
タイ王国のピチャイ商務大臣、ベトナム社会主義共和国のジエン商工大臣、カオ・キムホンASEAN事務総長、小林日本商工会議所会頭からご挨拶をいただきました。また、武藤経済産業大臣(代読:小見山大臣官房審議官)から、次世代自動車、デジタル・AI、エネルギーそれぞれの分野において日ASEAN連携は重要であり、本共創フォーラムにおける議論が日ASEANの未来に繋がる協力の種となり、新たな発展の礎となることを記念する旨、発言しました。
2.キーノートパネル
不確実性が高まる中、ASEANが成長を続け、世界における経済活動の重要な拠点に変貌を遂げるなか、更なる発展のためにASEANが抱える課題や、課題解決に向けた日本への期待等について包括的な議論を行いました。世界情勢が不安定化し、各地域で分断が起こる中、安定的で確実性のある共同体としてASEANが機能することが重要であり、そのために日本とASEANで協力していくことの重要性が議論されました。
3.セッション1~次世代自動車~
ASEANにおいて脱炭素化を実現しつつ、同地域において主な成長セクターである自動車産業が生産・輸出のハブとしての地位を維持するために、相互に連携してロードマップを策定することの重要性について議論が行われました。また、脱炭素化に向けて、多様な道筋を描いていくことが重要であり、エコシステム全体での発展を意識して、日本とASEANの協力を推し進めることが必要であることも議論されました。
4.セッション2~AI~
日本・ASEAN各国が直面する課題、AIが当該地域の産業にもたらすインパクト・期待、政府に求める事項等や、日本とASEANの間での効果的な協力の在り方について議論が行われました。AIの価値を最大化していく観点から、官民での協力の重要性についても議論されました。
5.セッション3~GX~
ASEAN地域におけるカーボンニュートラル達成に向けて、各国の実情を踏まえた多様な道筋を通じた脱炭素化に必要となるルールメイキングに向けた官民連携、トランジション・ファイナンスの推進、AZECに期待される役割について、日本およびASEANの民間企業間で活発な議論が行われました。
6.クロージングセッション
原日本経済団体連合会審議員会副議長/アジア・大洋州地域委員長、平林日本アセアンセンター事務総長、今井経済同友会アジア委員会委員長、片岡日本貿易振興機構(JETRO)副理事長(代理:中澤理事)からご挨拶をいただきました。最後に、松尾経済産業審議官から、世界の不確実性が高まる中での日・ASEAN間の更なる連帯の重要性について発言しました。
担当
通商政策局 アジア大洋州課長 羽田
担当者:社本、奈良﨑
電話:03-3501-1511(内線 3011)
メール:bzl-ne-tsusei-ataika★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。