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令和7年度産業標準化事業表彰 内閣総理大臣表彰 表彰式を行いました

2025年12月3日

経済産業省は、12月2日(火曜日)、令和7年度産業標準化事業表彰 内閣総理大臣表彰 表彰式を、初めて総理大臣官邸にて開催しました。

1.内閣総理大臣表彰の概要と受賞者

産業標準化事業表彰(昭和28年度開始)は、日本産業規格(JIS)や国際規格等の作成、普及・促進、標準化を活用した市場創出や社会課題の解決等に功績のあった個人・組織を表彰する制度です。平成19年度からは、極めて顕著な功績があった個人に内閣総理大臣表彰を授与しています。

本年の内閣総理大臣表彰は、ライフサイクル全体で製品の環境影響を評価する手法であるLCA(ライフサイクルアセスメント)分野において、これまで30年以上にわたりISO(国際標準化機構)の日本代表エキスパートとして国際標準化の推進に多大なる貢献をされた稲葉敦氏が受賞されました。

2.本年の表彰式の概要

(1)総理大臣官邸での開催

近年、世界のイノベーション環境は大きく変化し、標準化は技術の社会実装や市場創出を促すツールとして、その重要性や社会的関心がかつてないほど高まっています。また、高市政権においては、「危機管理投資」・「成長投資」の戦略分野について、多角的な観点から総合支援策を講じることとしている中で、国際標準化を重要な柱として位置付けています。

そのような中で、標準化に関する優れた取組や顕著な貢献等により一層光を当て、社会全体の標準化に関する理解を更に促進するため、本年は内閣総理大臣表彰の表彰式を初めて総理大臣官邸で開催しました。

(2)表彰式の様子

表彰式では、冒頭、佐藤内閣官房副長官が内閣総理大臣式辞を代読しました。その中では、受賞者である稲葉氏の御功績に心からの敬意と感謝が表されるとともに、「標準化は古来より国家繁栄の重要な礎であり続けてきた」、「高市政権においても、(中略)国際標準化を重要な柱として位置付けている」、「政府としても、標準化の取組を更に強化していく」として、政府の標準政策に関する意気込みが示されました。

(3)展示ブースの観覧

今回、会場内には、内閣総理大臣表彰受賞者をはじめとした一部の表彰受賞者の功績を紹介するための展示ブースが設けられました。佐藤内閣官房副長官、井野経済産業副大臣らが各ブースを観覧するとともに、受賞者に祝意を伝えました。

(参考)首相官邸ウェブサイト(産業標準化事業表彰内閣総理大臣表彰 表彰式)外部リンク

3.今後の産業標準化事業表彰に関する取組

今後も、本表彰を通じて、標準化に関する優れた取組や顕著な貢献等に光を当てることによって、標準化の有用性や重要性に対する社会全体の理解を促進するとともに、標準化活動に携わる方々の意欲向上等を図り、我が国の標準化人材の充実と体制の強化を進めていきます。

※ 令和7年度の経済産業大臣表彰受賞者及びイノベーション・環境局長表彰受賞者は、10月20日に公表し、10月21日に都市センターホテルで表彰式を行いました。

令和7年度産業標準化事業表彰の受賞者を発表します

関連資料

担当

イノベーション・環境局 基準認証政策課 基準認証調査広報室長 小嶋
担当者:目黒、中條
電話:03-3501-1511(内線 3421)
メール:bzl-kijun-Koho★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。