第9回CEFIA官民フォーラムを開催しました

2026年4月22日

本日、「第9回CEFIA官民フォーラム」をオンラインにて開催し、越智経済産業大臣政務官がビデオメッセージで冒頭挨拶を行いました。

1.第9回CEFIA官民フォーラムについて

CEFIA(Cleaner Energy Future Initiative for ASEAN)は、ASEANのクリーンエネルギー技術導入を進めるため、脱炭素技術の普及と政策・制度構築をビジネス主導で進めることを目的として日本政府が提案したイニシアティブであり、2019年9月に取組を開始しました。
本日、第9回CEFIA官民フォーラムをオンラインにて開催し、日本・ASEANの政府、企業、金融機関等の関係者が参加しました。
同フォーラムでは、これまでCEFIAの下でASEANへのクリーンエネルギー普及に注力してきた企業・業界団体が、具体的な協力プロジェクト(フラッグシッププロジェクト)の進捗と今後の展開に関する報告を行った他、CCUSをフラグシッププロジェクトとして新たに立ち上げました。また、日本の先進技術・取組として、持続可能燃料、洋上風力の取組を紹介し、現下の国際エネルギー情勢を踏まえた今後の官民連携の方向性について活発な議論を行いました。

2.越智大臣政務官の挨拶について

本フォーラムの冒頭では、日本政府の代表として越智大臣政務官がビデオメッセージで挨拶を行いました。冒頭、エネルギー安定供給におけるクリーンエネルギーの重要性とアジア地域における協力拡大が重要である旨述べた上で、アジア・ゼロエミッション共同体構想(AZEC)やCEFIAを通じて、日本としてアジアの脱炭素化を推進していく旨を発言しました。最後に、足下の国際エネルギー情勢を受けて、非常に重要なタイミングで、エネルギーの安定供給と脱炭素化・エネルギートランジションの両立を目指す本フォーラムが開催されることの意義について発言しました。

3.フォーラムのポイント

(1)セッションI:既存フラグシッププロジェクトの取組

ASEANのクリーンエネルギー技術導入・エネルギートランジションを進めるため、CEFIAのフラッグシッププロジェクトであるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)、バイオマス(ボイラー、バイオマス混焼、バイオマス燃料の製造・利用、BECCS(Bioenergy with Carbon Capture and Storage)、バイオ炭等)、水素・アンモニア(水素・アンモニア製造・利活用の促進)、マイクログリッド(再生可能エネルギーと蓄電池を複合的に統合したエネルギーマネジメントシステムの導入)から取組の進捗と今後の展開に関する発表が行われたことに加え、ホスト国であるフィリピン企業からも各フラグシッププロジェクト分野に関する取組の発表が行われました。

(2)セッションII:新たなフラグシッププロジェクトの立ち上げと日本の先端技術・政策紹介

CCUSに関する日本の業界団体の取組を共有し、同分野に関する新たなフラッグシッププロジェクトを立ち上げました。また、ASEANと日本との間で協力の拡大が期待される持続可能燃料や洋上風力の分野における取組の進展、政策動向について業界団体及び日本政府から発表が行われました。

(3)セッションIII:ASEANのエネルギー安全保障及び強靱性の強化と、CEFIAフラッグシップの戦略的役割に関するパネルディスカッション

現下の国際エネルギー情勢を踏まえ、地政学リスクに左右されにくい強靱なエネルギー構造を実現するため、再エネ・省エネの一層の推進が不可欠との認識の下、ASEAN各国において優先的に推進すべき技術や政策について発表があり、今後のCEFIAの方向性や貢献について活発な議論を行いました。

担当

イノベーション・環境局 GXグループ 地球環境対策室
地球環境問題交渉官 木村
担当者:三井、住友
電話:03-3501-1511(内線 3524~6)
メール:bzl-CEFIA★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。