1. ホーム
  2. ニュースリリース
  3. ニュースリリースアーカイブ
  4. 2026年度5月一覧
  5. 山田経済産業副大臣がアラブ首長国連邦、カタール国、クウェート国及びオマーン国に出張しました

山田経済産業副大臣がアラブ首長国連邦、カタール国、クウェート国及びオマーン国に出張しました

2026年5月11日

山田経済産業副大臣は、5月5日(火曜日)から5月9日(土曜日)にかけて、アラブ首長国連邦(以下「UAE」という。)、カタール国、クウェート国及びオマーン国を訪問しました。各国閣僚との会談を実施し、原油等のエネルギー安定供給の実現に向けた要請を行うとともに、「アジア・エネルギー・資源供給能力強靱化パートナーシップ」(パワー・アジア)※注を活用した協力を提案し、先方からは前向きかつ高い関心を得ました。現地を訪問し、困難な時期における対面での会談を行うことにより、これらの国々との信頼関係の強化に資するものとなりました。

※注 「アジア・エネルギー・資源供給力強靱化パートナーシップ」、通称「POWERR Asia(パワー・アジア)」
アジアにおける、原油・石油製品等の調達やサプライチェーン維持のための融資や、アジア域内の原油備蓄日数の拡大、重要鉱物の確保・エネルギー源多様化及び省エネへの取組を通じた産業の高度化等の「構造的対応」に取り組むため、総額約100億ドルの金融面での協力等を行う枠組。中東産油国における生産力回復に向けた支援も含む。
「アジア・エネルギー・資源供給力強靱化パートナーシップ」に基づく現地企業への金融面での協力等について

1.UAE

(1)ジャーベル産業・先端技術大臣兼アブダビ国営石油会社(ADNOC)GroupCEO兼日本担当特使との会談(5月5日(火曜日))

山田副大臣は、ムハンマド大統領宛の高市総理の親書を持参した赤澤大臣とともに、スルタン・アル・ジャーベル産業・先端技術大臣兼アブダビ国営石油会社(ADNOC)GroupCEO兼日本担当特使と会談を行いました。
その上で、赤澤大臣より親書に基づき、(1)原油等の安定的な供給拡大、(2)産油国共同備蓄の迅速な補充、(3)日本国内における原油備蓄の増加、(4)「パワー・アジア」に基づくアジア各国での原油備蓄の拡大、(5)原油生産・輸送能力の回復・拡大や代替ルートの建設に関する連携について提案しました。両大臣は、全ての提案について前向きに具体化に向けた議論を進め、エネルギー強靱化に向けた協力を更に進展させる基本的な方向性について一致しました。

(2)「Make it in the Emirates」の視察(5月5日(火曜日))

山田副大臣は、産業・先端技術省の主催するUAE企業を中心とした製造業の展示会「Make it in the Emirates」を視察し、同展示会に出展していた日本企業(アルガルビア・パイプ・カンパニー(JFE及び伊藤忠丸紅鉄鋼の現地合弁会社)及び横河電機)のブースを訪問し、現下の中東情勢を踏まえたビジネスへの影響等について意見交換をしました。

2.カタール

(1)ラス・ラファンLNG施設の視察(5月6日(水曜日))

山田副大臣は、カタールにおいてLNG生産・輸出施設が集中するラス・ラファン工業都市を視察し、現在の中東情勢下において建設作業に従事する千代田化工建設関係者と意見交換を行いました。

(2)アル・カアビー エネルギー担当国務大臣との会談(5月6日(水曜日))

サード・シェリダ・アル・カアビー エネルギー担当国務大臣との会談では、現下の中東情勢を踏まえた、生産再開後のLNG、原油、ナフサ、ヘリウムの安定供給や生産能力回復に向けた協力について意見交換を行い、引き続き両国間のエネルギー分野における連携を密にしていくことで一致しました。

画像3

 (3)ソワイディ投資庁(QIA)CEOとの会談(5月6日(水曜日))

モハメド・ソワイディ投資庁(QIA)CEOとの会談では、近年QIAが日本への投資に関心を示していることを踏まえ、副大臣からは危機管理投資を始めとする日本の経済政策や日本経済の概要を説明しつつ、日カタール両国における対日投資分野での連携強化に向けた意見交換をしました。

画像4

3.クウェート

(1)ルーミー石油大臣との会談(5月7日(木曜日))

ターレク・スレイマン・アフマド・アル・ルーミー石油大臣との会談では、日本への原油の安定供給を要請するとともに、原油の生産能力回復に向けた支援を提案しました。これに対し、先方からは、日本との協力に関する謝意が示されるとともに、引き続き両国間のエネルギー協力について連携を密にしていくことで一致しました。

画像5

(2)ムハイジーム電力・水・再生可能エネルギー大臣との会談(5月7日(木曜日))

スバイフ・アブドゥルアジーズ・アブドゥル・モフセン・アル・ムハイジーム電力・水・再生可能エネルギー大臣との会談では、先方より、クウェートにおける発電・造水インフラに日本企業が関わっていることを踏まえ、高温となる夏に向けた日本企業専門家によるメンテナンスや、今後の新規プロジェクトへの日本企業参画への期待が述べられました。

画像6

4.オマーン

(1)ウーフィー エネルギー・鉱物資源大臣との会談(5月9日(土曜日))

サーリム・ビン・ナースィル・ビン・サイード・アル・ウーフィー エネルギー・鉱物資源大臣との会談では、現下の中東情勢を踏まえた、原油・LNGの生産力向上に向けた協力を提案しつつ、ホルムズ海峡外にある同国からの原油・LNGの追加供給について要請しました。引き続きエネルギー分野での両国間の連携を密にしていくことに一致するとともに、先方からは水素やCCUS分野での企業連携への関心が示されました。

画像7

(2)アル・マアマリー国営エネルギー会社OQ・CEOとの会談(5月9日(土曜日))

アシュラフ・ビン・ハマド・アル・マアマリー国営エネルギー会社OQ・CEOとの会談では、原油・LNGの生産力向上に向けた協力を提案しつつ、ホルムズ海峡外にある同国からの原油・LNGの追加供給を要請しました。

画像8

5.日本企業現地駐在員との意見交換(UAE、カタール、オマーン)

山田副大臣は、日本企業の現地駐在員と意見交換を行い、各駐在国でのビジネスや生活の実情や要望について伺いました。

担当